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CAPTAINの航海日記

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七詩@ Re:なんか、腰が重い(05/21) 体重の負担等で関節の軟骨がすりへってい…
CAPTAIN@ Re[1]:調べましたねぇー(05/19) >lavien10さんへ いや~暇人なもので(…
lavien10@ Re:調べましたねぇー 東京が一番地方みたいな駅名が多く繋がっ…
CAPTAIN@ Re[3]:福島県、2040年の県立高校(執筆予告)(05/08) >情報提供さんへ この話題、当ブログで…
2011.06.07
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喜多方市高郷町で会津産大豆使用100%の豆腐を製造販売している豆腐屋おはらというお店があります。店主は脱サラして東京から移住してきた方で、そのこだわりや取り組みは多方面から好評を博していたようです。
ところが、福島第一原発の事故を機に、今月12日をもって廃業するの話。廃業のお知らせを読みましたが、店主の無念さが伝わってくる文章です。また、この発表に対する評価も、店主のツイッターを読む限りでは、店主の英断への称賛や、原発事故に対する政府や東京電力の対応を批判する意見が多く寄せられています。
しかし、豆腐屋おはらは同じ福島県内とはいえ原発から100キロ以上離れているし、放射線量も通常値の3~4倍を記録していますが県内他地域に比べるとさほど高い方ではありません(参考)。喜多方市よりも原発に近く、放射線量が高い地域で食品生産を行っている農家や業者が数多く見られることを考えると、豆腐屋おはらの「英断」が福島県内の放射線量や食品に対して更なる風評被害を煽る結果になりかねない危険性があるようにも思います。
すべては、今回の原発事故がこれまで世界中の誰もが体験したことのなかった未体験ゾーンでの出来事であり、あらゆる事象において明確な(暫定ではない)数値基準が存在しないことに起因します。どこまでが安全でどこからが危険なのか、個人の感覚が最優先する世界。社会心理学の研究対象になりそうな事象がこれからも頻出しそうな、嫌な予感がします。


辛口ながらも旨味とキレのある味わいです。福島県喜多方市 ほまれ酒造(株)会津ほまれ 会津華吹雪 純米酒720ml





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Last updated  2011.06.07 19:30:01
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豆腐屋さんの廃業   ELBE14 さん
は納豆を食えないわたしにとって他人事でありません。

少々ストイックな分析をさせてもらいます。地震前から商売をしていても赤字続きで先が見えなかった人たち、地震をきっかけに決断したかたが非常に多いのです。
事業家にとって天災はひとつの引き金であります。つまりにっちもさっちもいかなかった手詰まり状態であったのが、天災によって資産は壊滅、または売上の激減、反面従業員の解雇は合法、これらの条件は正負あわせて事業者を決断させるには十分と思われます。
海岸沿いのうにで有名な割烹も奇跡的に津波の魔手から逃れたのに、客が来ないことが理由で休業、廃業になってもおかしくありません。休業としないと再開のときに金融機関から支援を受けられないそうです。
もともと飲食店の大部分は、運転資金が豊富とはいえず、すばやい決断を迫られたのが現状と思われます。

反面、業界の再編は補償金の流入とともにかなり早い時点でおこなわれるはずです。あたらしい形態の商売の形が西から入ってきそうな気がします。captainさん以前ご指摘の仙台に巨大店舗計画が次々浮上するというのは、投資がすばやく回収できる土地だからこそ、原発事故で先の不明確な当県はあとまわしです。また補償々でぐずぐずいっているイメージがつきまとい、これも東電のせいとはいえマイナス要素となっています。
豆腐屋さんも頭を柔軟にして、かたくなに老舗を守るスタンスから抜け出したのかも。農業も漁業もこの影響から逃れることはできないでしょう。飲食店、製造業はいち早い変身をしつつあるのでしょう。
それも原発事故の早急な終息が絶対条件ですが・・。

管はまだ原子炉に突入しないのですかねえ。気概を見せてもらいたいですねえ。自分でやめると言った総理大臣、最後ぐらい原子炉に向かって特攻してもらいたいです。 (2011.06.08 07:07:11)

Re:豆腐屋さんの廃業(06/07)   CAPTAIN さん
>ELBE14さんへ
実は「廃業のお知らせ」を読んだ時、ちょっとした違和感を覚えました。
通常よりも高い放射線量を記録しているとはいえ、会津地方では普通に学校で屋外活動をしているし、浜通り、中通りから沢山の避難者が駆け込み寺のように訪れているという現実があります。
福島県外に住んでいる方だと違和感なく受け入れられる文章ですが、福島県民から見ると正直??? もしELBE14さんのおっしゃるような経営上の事情が従前からあって震災や原発事故は撤退を後押しした事柄に過ぎないのが真実だった場合、ええかっこしすぎる文章のように思ったのです。
しかし、どんなに空間放射線量が低くても、土壌に放射性物質が降り注いでいれば食品そのものが出荷制限や摂取制限を受けてしまいかねないという現実があります。神奈川県の茶葉から放射性セシウムが検出され出荷停止になったというニュースは、本当に衝撃的でした。
農業や飲食業、食品製造に携わる方ならば、その職務に真摯に取り組んでいればいるだけ、駄目なものを供したくはないと思うし、会津産の大豆にこだわっていたからこそ、廃業に至った気持ちも理解できます。恐らく、店主は相当悩んで結論を出したのだろうな… と。
ちなみに、この店は老舗ではなく、10年程前に脱サラした店主が東京から移住して開店した経緯があります。そう言えば、福島県はUターン・Iターンの希望者から「移住したい県ナンバーワン」に選ばれたことがありましたね。豆腐屋おはらはそのお手本のような店だっただけに、撤退は非常に残念に思います。 (2011.06.08 21:29:07)


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