今日は、福島市某所にある知人宅にて、クレープ&タコ焼きパーティーをしてました。例年この家の方とはBBQを楽しんでいたのですが、今年は事情が事情なので、屋内での開催となりました。
締め切った屋内でのパーティーはそれなりに楽しめたのですが、話を伺っていると、福島市の方は放射線に対する意識が高いなぁ… と感じます。実際に放射線量が高いのに加え、情報量も他地域より豊富だからでしょう。その神経質さが子供達の成長に影響を及ぼさなければいいなと別方面の心配をしてしまうぐらいです。
神経質というのはちょっと表現が異なるかな? 若干ですが「うちはこれだけの対策をやっているからよそ様よりは安全だ」という、妙な勝負意識を感じるんですよね。同じ悩みを抱える同士で一致団結して動くというよりは、厳しい言い方をすれば世間体を気にしてそういうポーズを取っていると受け取れなくもありません。「名前をなくした女神」的な世界が放射線というファクターを通じて渦巻いているというか… ちと考え過ぎかな(苦笑)
それは何も、福島市に限った話ではないと思います。井戸端会議にも政治力学はあって、勢力の強い一派の主張が主流になってしまうというケースは、どこにでもあるでしょう。だからこそ、放射線対策に関しては、筋の通った自分の意見をしっかり持って行動すべきだなと、思った次第です。
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