ＣＡＰＴＡＩＮの航海日記

原発事故収束・再発防止担当の特命大臣として、細野豪志氏が就任しましたね。
衆院当選４回の若干39歳…　って、私と同学齢、同い年じゃないですか！　従前から細野氏は首相補佐官として原発事故を担当していたから順当な登用と言えるのでしょうが、ある意味ショッキングな人事です。
30代での閣僚就任と言えば、後に首相となる田中角栄氏が1957年に39歳で郵政大臣に就任した例がありますが、その後の顔ぶれを見ると、

・船田元(1992年　経済企画庁長官　就任当時39歳)
・野田聖子(1998年　郵政大臣　就任当時37歳)
・小渕優子(2008年　特命担当大臣(男女共同参画・少子化対策)　就任当時34歳)

と、大物なのか小物なのかわからない面々が並びます。
ただ、現在落選浪人中の船田氏に関して言えば、閣僚就任当時から数年間は間違いなく「将来の首相候補」として嘱望されていた人材ではありました。が、自民党⇒新進党⇒自民党復党という足許が覚束ない政党遍歴や「政界失楽園」と揶揄された不倫劇が相俟って、2000年代以降は当落を繰り返す「ただの議員」に転落した感があります。
細野氏もまた不倫スキャンダルの経験があるし、これで原発事故の収束が遅れたりしたら、船田氏と同じ道を辿りかねない？　福島県民としてはそうならないことを祈りたいのですが、問題は民主党がいつまで政権担当できるかどうかだったりして…


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