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CAPTAINの航海日記

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七詩@ Re:なんか、腰が重い(05/21) 体重の負担等で関節の軟骨がすりへってい…
CAPTAIN@ Re[1]:調べましたねぇー(05/19) >lavien10さんへ いや~暇人なもので(…
lavien10@ Re:調べましたねぇー 東京が一番地方みたいな駅名が多く繋がっ…
CAPTAIN@ Re[3]:福島県、2040年の県立高校(執筆予告)(05/08) >情報提供さんへ この話題、当ブログで…
2012.02.12
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テーマ:たわごと(25914)
カテゴリ:decade(s)企画
東北本線下りは福島市の一部(飯坂町東湯野)までが「仙台圏」にかかるという結果になりましたが、中通りと宮城県とを結ぶもう一つの鉄道路線である阿武隈急行はどうでしょうか。
こちらについては、「福島圏」の際も話しましたが、近距離の運賃がJR東日本に比べて割高という特徴があり、距離の上では伊達市梁川町南部の新田駅から更に500メートルほど南に行った地点が郡山、仙台両駅の中間点であるにも拘らず、通常運賃上では新田駅より更に4.2キロ郡山駅寄りの保原駅においても片道運賃が郡山駅1,260円(阿武隈急行440円、JR820円)、仙台駅1,250円(阿武隈急行850円、JR400円)と仙台駅優位の結果となります。なお、福島駅~郡山駅間のWきっぷを用いれば保原駅~郡山駅間の片道運賃は1,140円(阿武隈急行440円、JR700円)まで下がりますが、阿武隈急行の側でも同線と福島交通飯坂線とが一日乗り放題になる飯坂温泉日帰りきっぷという切符を通年販売しており、これを活用(悪用?)して往復で利用すれば保原駅~仙台駅間が片道1,150円(阿武隈急行750円、JR400円)になります。
ただし、保原駅に関して言えば、全区間普通列車を利用した場合、平均所要時間が郡山駅1時間25分に対して仙台駅1時間33分と若干郡山駅優勢であり、運行本数は郡山駅上下46本に対して仙台駅30本と郡山駅圧倒的優勢となるので、総合的には「郡山圏」となります。伊達市役所の所在する拠点地域が「仙台圏」だったらどうしようかと心配しましたが、とりあえずその危機は免れているようです。

ただし、保原駅の北側、人口約1万9千人を擁する伊達市梁川町になると、若干微妙な情勢となります。全区間普通列車を利用した場合運賃、所要時間の両面で仙台駅優勢になってしまうし、町中心部の南端に位置し阿武隈急行本社や車両基地の所在地でもある梁川駅からは仙台駅まで乗換なしにダイレクトに乗り入れる列車も一日上下4本設定されています。
そこで、梁川駅のデータを調べてみると、

【対郡山駅】
運行本数   上下46本
平均所要時間 1時間35分
片道運賃   1,240円(梁川駅~福島駅間540円、Wきっぷ700円)

【対仙台駅】
運行本数   上下33本
平均所要時間 1時間22分
片道運賃   1,150円(飯坂温泉日帰りきっぷ750円、JR400円)

となり、指標は、

【対郡山駅】
運行本数   +16.5ポイント
平均所要時間 - 7.3ポイント
片道運賃   - 3.8ポイント
計      + 5.4ポイント

【対仙台駅】
運行本数   -16.5ポイント
平均所要時間 + 7.4ポイント
片道運賃   + 3.8ポイント
計      - 5.4ポイント

と、運行本数の多さがモノを言いとりあえず郡山駅優勢という結果になりますが、そのわずか1.7キロ北、梁川町中心部の北端にあるやながわ希望の森公園前駅のデータに目を転じると、福島駅~梁川駅止まりの区間列車が運行されている影響で、運行本数の差が縮まります。以下データを示すと、

【対郡山駅】
運行本数   上下41本
平均所要時間 1時間40分
片道運賃   1,240円(梁川駅~福島駅間540円、Wきっぷ700円)

【対仙台駅】
運行本数   上下33本
平均所要時間 1時間19分
片道運賃   1,150円(飯坂温泉日帰りきっぷ750円、JR400円。なお、通常運賃でも同額)

となり、指標は、

【対郡山駅】
運行本数   +10.8ポイント
平均所要時間 -11.7ポイント
片道運賃   - 3.8ポイント
計      - 4.7ポイント

【対仙台駅】
運行本数   -10.8ポイント
平均所要時間 +11.7ポイント
片道運賃   + 3.8ポイント
計      + 4.7ポイント

と、仙台駅優勢の結果となってしまいます。なお、紙幅の都合でデータ、指標は紹介しませんが、福島駅~郡山駅間を東北新幹線を利用した場合もまた、梁川駅とやながわ希望の森公園前駅との間が「郡山圏」と「仙台圏」との境界になるようです。同じ市街地なのに圏域が二分されるという異常事態ではありますが、両駅の間にはちょうど広瀬川が流れているので、境界の線引きはさほど難しくないかもしれません。

なお、梁川町全体における「郡山圏」と「仙台圏」との区域も、真っ二つに分かれる形になります。各々の圏域を旧町村名で紹介すると、

「郡山圏」=旧梁川町南部(広瀬川以南)、旧粟野村、旧堰本村
「仙台圏」=旧梁川町北部(広瀬川以北)、旧大枝村、旧五十沢(いさざわ)村、旧白根村、旧富野村、旧山舟生(やまふにゅう)村

であり、人口はいずれの圏域も約9,000人となります。
従って、「福島圏」との収支計算は、宮城県内で獲得していた丸森町西部(人口約2,000人)と梁川町内の「仙台圏」に回る地域を合わせ、約11,000人の出超になります。





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Last updated  2012.02.12 23:02:37
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