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カテゴリ:企画モノ
宮城県の県立高校について書いていたら、同様の方法で福島県の県立高校の配置についても見直したくなりました。一応こちらで書いていたのですが、詳細な出生数をもとに修正を試みたいと思います。
まず福島県の出生数ですが、2007年1月1日~12月31日および2022年1月1日~12月31日で、各地域の出生数比較をしてみます。 (県北) 福島 2,660人 ⇒ 1,600人(39.8%減) 伊達 599人 ⇒ 309人(48.4%減) 二本松 480人 ⇒ 275人(42.7%減) 本宮 325人 ⇒ 267人(17.8%減) 計 4,064人 ⇒ 2,451人(39.7%減) (県中) 郡山 3,334人 ⇒ 1,978人(40.7%減) 岩瀬 882人 ⇒ 540人(38.8%減) 石川 333人 ⇒ 133人(60.1%減) 田村 439人 ⇒ 221人(49.7%減) 計 4,988人 ⇒ 2,872人(42.4%減) (県南) 西白河 1,006人 ⇒ 612人(39.2%減) 東白川 283人 ⇒ 127人(55.1%減) 計 1,289人 ⇒ 739人(42.7%減) (会津) 会津若松 1,189人 ⇒ 727人(38.9%減) 喜多方 444人 ⇒ 252人(43.2%減) 両沼 361人 ⇒ 195人(46.0%減) 南会津 203人 ⇒ 86人(57.6%減) 計 2,197人 ⇒ 1,260人(42.6%減) (相双) 双葉 593人 ⇒ 194人(67.3%減) 南相馬 692人 ⇒ 279人(59.7%減) 相馬 434人 ⇒ 233人(46.3%減) 計 1,719人 ⇒ 706人(58.9%減) (いわき) いわき 2,954人 ⇒ 1,776人(39.9%減) 計 2,954人 ⇒ 1,776人(39.9%減) 県合計 17,211人 ⇒ 9,804人(43.0%減) こうしてみると、原発事故の影響が色濃く出ている相双以外の地域にはさほど地域差がなく、ほぼ均等に出生数が減少していることが見て取れます。地域格差は確かに広がらないかもしれませんが、「共倒れ」の感は否めません。 なお、2023年度現在各地域の県立高校の定員は、 (県北) 福島2,000、伊達240、二本松320、本宮120 計2,680 (県中) 郡山1,760、岩瀬960、石川80、田村360 計3,160 (県南) 西白河840、東白川200 計1,040 (会津) 会津若松1,040、喜多方400、両沼360、南会津160 計1,960 (相双) 双葉160、南相馬480、相馬360 計1,000 (いわき) いわき2,320 県合計12,160 となるのですが、出生数をそのまま定員減少率に反映させると、昨年度に生まれた子供が高校入試に臨む2038年度の県立高校の定員は、 (県北) 福島1,200、伊達120、二本松200、本宮80 計1,600 (県中) 郡山1,040、岩瀬600、石川40、田村200 計1,880 (県南) 西白河520、東白川80 計600 (会津) 会津若松640、喜多方240、両沼200、南会津80 計1,160 (相双) 双葉40、南相馬200、相馬200 計440 (いわき) いわき1,400 計1,400 県合計7,080 となる見込みです。 これをベースに、福島県の県立高校再編案を、再作成してみました。次のエントリで紹介します。 ![]() 【ふるさと納税】【母畑温泉 八幡屋】 日帰りペア招待券【03001】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.05.24 16:01:11
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