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カテゴリ:交通
県内の離島を結び、島々の生活を支えてきた琉球エアーコミューター株式会社(RAC、神山正實代表取締役社長、社員83人)が24日、創立25周年を迎える。
節目に神山社長(62)=読谷村出身=は「RACは地元住民の生活と地域の発展になくてはならない存在。 島々の架け橋である責任と地域貢献の重要な使命を担っており、皆さんの期待と信頼に応えていかなければならない」と決意を新たにしている。 RACは1985年12月24日設立、県内の離島を中心に、ジェット機が就航できない島々、船だと長時間を要する島々を運航している。 87年に公共施設地図航空から那覇・慶良間線を引き継ぎ、9人乗りのBN-2B型機(通称・アイランダー)で運航を開始、92年には日本トランスオーシャン航空(当時の南西航空)から石垣・波照間線、石垣・多良間線など6路線移管を受けた。 97年以降は機材の大型化を契機に路線を増設。 2000年には那覇・与那国線と石垣・与那国線、03年に石垣・宮古線に就航している。 その一方で経営面の問題で06年には石垣・多良間線、07年には石垣・波照間線の運航を終了、現在は11路線。 09年度実績は旅客26万4439人、利用率61.0%、就航率は97.8%だった。 (八重山毎日新聞) -------------------- 離島を結ぶ足として無事故で25年。 通常航空機は長距離移動が主体だが、ここでは島をつなぐ貴重な翼として生活になくてはならない存在だ。 国内ではローカル航路の廃止や休止が続いているだけに、経営には苦労も多いと思うが11路線を維持しているのは立派だ。 利用率も61%となかなかの健闘だが、本土からの観光客にもっとアピールすることで地域の活性化とリンクさせていければまだまだ伸びる可能性がある。 「そうだ、八重山行こう」みたいな手軽な旅が出来るようになれば離島も元気になる。 RACはそのカギを握っているのかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.25 02:15:07
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