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2011.03.24
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カテゴリ:測量
アジア航測株式会社は、モービルマッピングシステム(MMS)「GeoMaster NEO」のサービスを開始する。
モービルマッピングシステムとは、正確に道路地物の3次元位置を計測するシステム。
GPS(全地球測位システム)とIMU(慣性計測装置)を利用した車両の位置・姿勢計算と、車両などに搭載したセンサで計測したレーザデータ/カメラ画像から、車体の揺れや路面の傾斜に関わらず正確な計測を行なえる。

今回開始される「GeoMaster NEO」のサービスは、100m以上の長レンジを計測でき、走行した道路上に加え、周辺の建物や斜面など広範囲のデータを取得できる。
高精度の計測能力を活用して、道路平面図の作成に加え、防災点検や設備点検、更にはITS(高度道路交通システム)や映画・ゲームなどの3D市場に応用できる。

水平位置は、GPSと高精度IMUに加え、光軸オドメーターを利用することで、10cmオーダーの計測を行なえる。
長レンジのレーザースキャナを採用していて、毎秒30万回の距離測定を行なえる。
また、走行中はデジタルスチルカメラを利用して周辺画像を取得できるほか、全周囲デジタルカメラを装備することで全周囲画像を取得でき、新しい3次元計測手法を利用できる。
専用車両に加え、地上車両・鉄道・船舶などのプラットフォームに搭載できる。

今後は、「GeoMaster NEO」の利便性を更に向上させるため、「GeoMaster NEO」で取得される画像データから3次元地図作成を行なうソフトウェアと閲覧用のビューアソフトウェアの開発・販売を計画している。
3次元地図作成ソフトウェアは、同社の航空写真図化ソフトウェア「図化名人」のノウハウを活用して開発し、「GeoMaster NEO」に加え他メーカのモービルマッピングシステムから取得されたデータも利用できるようにし、効率的な3次元地図作成作業を行なえる。

ビューアソフトウェアは、SDK(ソフトウェア開発キット)として提供され、既存のGIS(地理情報システム)との連携を容易に行なえるようにすることで、同社の統合型GIS商品「ALANDIS NEO」や、他メーカのGISソフトウェアとのデータ連携を行ない、基盤地図情報
の更新の効率化や3次元地理空間情報の整備・流通を支援する。

(キーマンズネットより)
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航測会社とはいえ、近年は地上型センサの充実が著しい。
アジア航測はかつてロケーションビューのサービスで全方位画像の先鞭をつけた実績があるが、今回は測量精度を満たす走行型レーザ
スキャナ。

国土地理院の基本図体系が変わり、地図作成のルーチンも大きく変化している。
以前のような航測一辺倒では、位置精度は保てても時間精度が保てない。

ユーザの間で地図はリアルタイムで更新されていくべきもの、との考え方が常識になってきている。
これに応えるべく地図作成側は様々な新し手法を開発して組み合わせを模索する。
車載レーザもその一つといえる。

はたしてこの技術が普及するのかどうか。
今後は精度とコストのバランスが一つの課題になるだろう。

ユーザの感覚では地図データは無償が当たり前になってきている。
しかしインフラとしての高精度な地図を作ろうと思えば、どうしてもお金はかかるもの。
このあたりはしっかりした広報があってもいいと思うが。





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Last updated  2011.03.24 00:47:22
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