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カテゴリ:地球科学
昨日、今日と2日続けて、幕張メッセで行われている日本地球惑星科学連合大会に顔を出してきた。
自然科学系の研究者が一堂に会する学問の祭典、とでもいおうか、自分は決して研究者ではないのだが、関連学術も多いのでその勉強の意味でも、そして最前線の研究に触れるためにも極力参加するようにしている。 貧乏人の自分にとって参加費は目玉が飛び出るほどだが(笑) 大会は1週間に渡って開催されているが、こちらは色々あって2日が限度。 ということで厳選した2日。 前日は「人間環境と災害リスク」「合成開口レーダー」「活断層と古地震」「ソーシャルメディア」あたりをちょこちょこと。 そして今日は「地理情報システム」「地形」をメインに。 ポスターセッションは両日とも夕方に回った。 関連セッションはいずれも興味深いものばかりでやはり勉強になる。 ただ、同時進行のため見たいセッションが被ってしまい、不覚にも見れなかった発表も多い。 身体は一つしかないので、このあたりは調整が難しい。 今日のポスターセッションでは一角に人だかりが。 やがてTBSのカメラも入って来る。 行ってみると、東電の研究だった。 東電の研究発表があるのは聞いていた。 新聞にも取り上げられていたので。 研究内容は「福島県沿岸周辺における津波堆積物調査」で、貞観津波を4~5m未満であったと結論付けている。 結果的にタイムリーな内容だが、この発表の申し込みは2月。 当然、後に地震→津波→原発災害という流れがあることは分かっていない。 そう言う意味ではこの研究の結果にそぐわない現実が起こってしまったことでこのセッションへの参加は見送られるのではという憶測が流れていた。 プログラム上では発表者は共同研究者であるコンサルの人だったが、実際会場にいたのは東電の人だった。 この状況で受注コンサルが出にくかったこともあるだろうが、原発云々は別にして、発表から逃げなかったことで東電の研究者の「研究者としての信念」は感じられた。 そんなこんなの2日間を終えて帰路につく。 変える方法はいくつかある。が、以下の3パターンで迷う。 1.海浜幕張→(バス)→幕張本郷→(総武線)→新宿→(京王線)→東府中 2.海浜幕張→(京葉線)→南船橋→(京葉線・武蔵野線)→府中本町 3.海浜幕張→(京葉線)→新木場→(有楽町線)→市谷→(新宿線・京王線)→東府中 当初は南船橋で乗り換えて武蔵野線で座ってのんびり帰ろうと画策。 ところが南船橋に現れた武蔵野線の列車は始発ではない。なぜか激混み。 仕方がないので断念して3案に。 新木場で乗り換えて始発の有楽町線に座る。 不覚にもここで爆睡してしまう。 気がついた時は市谷を出ていた(笑) 仕方がないので飯田橋で総武線に乗り換えようとしたが、人身事故でストップの情報が。 結局池袋まで行って、埼京線で新宿に出るという不手際を犯す。 そんなわけで家にたどり着いたら結構な時間。 ああ明日も早いのになにやってるんだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.26 00:46:49
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