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2011.05.31
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カテゴリ:測量
東日本大震災の被災地の迅速な復興に役立てようと、公的な地図を作っている国土地理院は、被災地の状況を離れた場所からでも映像で確認できる電子地図を作りました

国土地理院は、被災地の映像を360度見渡せるカメラで撮影し、これをGPSのデータと合わせて電子地図を作りました。
パソコンの画面で被災地の地図から詳しく確認したい場所を選ぶと、そこを車で走っているかのように周囲の映像を見ることができ、カメラの向きも自由に変えられます。

通常の航空写真では建物やがれきなどの高さや詳しい状況は分かりませんが、この電子地図では被害の状況が3次元的に把握できます。
映像を止めて、ポイントを2か所指定すると、距離も分かる仕組みで、建物にある痕跡から津波の高さが確認できるほか、道路の幅や面積も測ることができます。

国土地理院応用地理部の福島芳和部長は、「現場に行かなくても復興に向けた迅速な調査ができるので、復興計画作りに役立ててほしい」と話しています。
国土地理院は、津波の被害が大きかった岩手県と宮城県の合わせて22の市町村で、この電子地図を作り、自治体や防災機関などに提供するとともに、来月5日には茨城県つくば市の国土地理院で一部を一般に公開することにしています。

(NHKより)
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この全方位カメラは見覚えがあるのだが、もしかしてロケーションビューだろうか?

動画撮影で周囲の様子が分かるだけでなく、GPS測位による走行軌跡の取得や建物の計測など、現在の被災地においては非常に有効なツールといえる。
実際に出来上がった地図が番組で映っているが、現況を知り復興計画を立てるにあたってかなり役に立つのではないか?

GPSがRTKの干渉でやっているのか、あるいはディファレンシャル補正なのかはちょっと分からないが、そのいずれにしてもまだ東日本の電子基準点が普及していないため、遠くの固定点から引っ張ってきているらしい(先日五島の福江だという話を聞いた)。

被災地の電子基準点が復旧すればPOSによる空中写真の撮影が可能になることから、空からと路上からとダブルで現地を解析することが出来るようになる。
被災状況や瓦礫のボリュームを定量的に把握するためにも大きな助けになりそうだ。

こうした仕組みが今後の地図作りのデフォルトになって行くのかも知れない。





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Last updated  2011.05.31 01:01:38
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