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2012.01.21
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カテゴリ:測量
明治時代に日本で初めて設置された、ひばりが丘から相模原市南区麻溝台に伸びる地図作成の基準となる線「相模野基線」。東日本大震災による地形への影響を調査するため、1月12日、88年ぶりとなる再測量が行われた。
(社)神奈川県測量設計業協会と国土地理院関東地方測量部によるもの。

基準として定める線”基線”から、三角形の性質を利用していくつもの点と線を結んでいく三角測量という方法がある。
近代測量技術のひとつで、日本では明治15年にドイツから取り入れ、日本地図作成に採用した。

20120119050218_117325.jpg

44年までに全国で14の基線が設置されたが、一番目に定められた基線がひばりが丘に南端点を持つ相模野基線となる。
約5.2Kmの直線で、中間点は相模が丘2丁目、北端点は相模原市麻溝台にある。

2011年3月に発生した東日本大震災による地形の変化を調査するため、1月12日に再測量を実施。
人工衛星の発する電波を受け位置情報を特定するGNSS(全地球航法衛星システム)測量で、基線の長さの伸縮を調べた。

大正13年の再測量以来、88年ぶりとなる実施。前回は関東大震災を受けたもので、24cmの伸長が記録された。
今回の調査結果は2月3日(金)、サニープレイス座間で発表される。
国土地理院による講演「海溝型地震と南関東」も同時開催。定員は先着100人。
午後1時30分から4時。

(タウンニュースより)
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三角点網の基線の一つである相模野基線。
「下溝村」と「座間村」という2つの三角点を結ぶ線だ。

明治15年(1882年)に陸軍参謀本部測量課(後に陸軍陸地測量部→国土地理院)が測量し、基線長を5209.9697mと定めたのが最初。

昨年の東北地方太平洋沖地震で東日本の基準点網に多大な影響を与え(昨年10月に成果改訂済み)、経緯度原点や水準原点も改測の対象になったことは記憶に新しい。
今回相模野基線も改測がなされ、その成果が発表される。

関東大震災で24cmの伸びがあったが、今回はどの程度だろう。
かなり広域にわたって地殻変動の影響を受けているので、それなりの変化量になることは間違いないが。

今回はGNSSでの観測。
そういえば映画でも話題になったあの剣岳の改測もGPSだった。
88年前とは技術も様変わりしたのだな、と思い知らされる。





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Last updated  2012.01.21 00:50:34
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