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横浜駅東口周辺に事業所がある18社でつくる「横浜駅東口振興協議会」は、大規模災害で津波が想定されたり、交通網が停止したりした際に避難経路などを記した「帰宅支援マップ」を作成した。
協議会によると、東日本大震災では六万人の帰宅困難者が発生。 駅周辺にいた人たちから「どこに避難してよいか分からない」「道が複雑で迷う」といった指摘があったため、製作を決めた。 地下街や駅周辺から、みなとみらい(MM)21地区への避難経路のほか、半径10キロの主要道路などを掲載。 海抜も記載している。 MM地区は、津波被害が比較的少ないとされ、パシフィコ横浜などの避難施設がある。 A3サイズで4600部を印刷した。 問い合わせは、協議会事務局の横浜新都市センター=電045(453)2611=へ。 (東京新聞より) -------------------- どの程度の情報が網羅されているのかは実物を見てみないと何とも言えないが、A3であればそう多くは望めないだろう。 それでも来訪者にとって複雑な横浜駅周辺が分かるだけでも大きいかもしれない。 津波の場合もあるので海抜表示も有効だろう(いざ大津波を考えればビルの階層があればなおいい)。 関東大震災時には横浜も東京と同様に火災による被害が大きかった。 昨年の震災では帰宅困難が問題になったが、それでも多くの人が歩いて帰宅「できてしまった」訳だ。 しかし実際に直下型地震などの場合は市街地のダメージは昨年の比ではない。 帰宅経路の安全も、火災などもありまったくわからないわけで、むやみに帰宅しない方がいい場合も多い。 この地図で役に立つのはむしろ近隣の避難場所探し。 特にMM21が比較的安全と言われるだけに(ただし大津波の場合は分からない)、道順を確かめるには有効かも知れない。 問題はこの4600枚をどう使うのか。 来訪者に使ってもらうのが最も重要だと思うのだが… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.08.14 00:10:48
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