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2012.10.16
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カテゴリ:測量
船舶が安全に航行するためには、海底地形や潮流を知ることが最も重要という。
第10管区海上保安本部(鹿児島市)の測量船「いそしお」(27トン)は、海の安全を下支えする活動を続けている。
報道陣向けの体験航海に参加し、任務の一環を取材した。

4日午後2時45分、いそしおは鹿児島市城南町の鹿児島新港を出港した。
全長21メートル。1993年に就航し、全国11の海上保安本部が保有する計7隻の測量船の中でも古参の部類に入るという。
船内には観測機器やモニターが所狭しと並び、最大9人の海上保安官が寝泊まりする。

「赤く見えるのが沈船と思われる異物です」。
海底地形を映したモニターを海上保安官が指さした。鹿児島新港から東約2・5キロの錦江湾内。
モニターをのぞくと、楕円(だえん)形のコブのような塊が見て取れた。

2年前に搭載されたマルチビーム測深機という最新鋭の観測機器が捉えた画像だ。
254個の音波を海底に向けて扇状に照射し、はね返ってくる時間から海底の深度や地形を把握する。
新たに得られた海底地形の情報は海図に反映され、漁船なども活用する。

海上保安官たちは、複数の港を回りながら、10日間近く海上で生活することもある。
映画「海猿」で知られるようになった救難活動や、中国との緊張が続く尖閣諸島周辺での巡視活動を行う巡視船艇と比べると、その活動は地味だ。

だが、田中喜年・1等海上保安正(45)は「東日本大震災の被災地に救援物資を届ける際にも、港の状態を把握するため最初に駆けつけたのが測量船だった。地道に集めた情報が安全航行を支えている」と胸を張る。

年間50日ほど海上で過ごすという潮流解析担当の中山浩一郎・2等海上保安正(37)も「情報の蓄積が、いざという時の迅速な対応につながる。平時であっても、人命救助につながるという緊張感を持って業務に取り組んでいる」と力を込めた。

錦江湾を約1時間航行し、午後4時に鹿児島新港の桟橋に戻ったいそしお。
19年間にわたり南九州の荒波にもまれた船体は古ぼけているが、航海の安全の土台を担う海の男の誇りをまとっているからか、頼もしく見えた。

(読売新聞より)
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海保が行っている海の測量はなかなか接する機会がないだけに、あまり知られていない。
しかし目で見えない海底の地形を知ることは船舶航行の安全上不可欠であり、重要な役どころだ。

昨年の震災後の活躍ぶりが印象に残る。
津波の影響で湾内には様々な障害物が残されて船舶の安全な航行を阻害した。
この時も海保を中心とした測量船による計測で海底の状況が明らかにされ、物資輸送などの航路が確保された。

測量がなければ何も始まらない。





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Last updated  2012.10.16 00:42:19
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