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カテゴリ:災害・防災
「大規模盛土造成地分布図」は、平成11年に作成した新地形データと旧地形データの地形図を重ねあわせ、その標高差から基準に合致する谷埋め型大規模盛土造成地と腹付け型大規模盛土造成地を抽出して作成しました。
なお、大規模盛土造成地分布図は、市域内の大規模盛土造成地のおおよその分布を示すもので、精度に欠ける部分がありますが盛土造成地は身近に存在するものであることを市民のみなさんに知って頂く目的で公表しています。 (横須賀市HPより) ---------------------- 図そのものはこちら。 新地形データ(1/2500)は平成11年作成のものを使用、 旧地形図や昭和20年代撮影の米軍写真、明治10年代の正式図などから割り出している。 こうした重要なハザード情報が自治体から発せられることには大きな意義があると思う。 図は十分に詳細ではあるものの、具体的な地名や現況と重ねていないところにある種の「配慮」があるのだろうか… kmlなどで公開されれば一般の人でも詳細を知ることができるのだが。 こうしたハザード情報が伝わることで土地価格の下落などの経済的損失が生じることは確かであり、それゆえに積極的公開がされない背景も分からなくはない。 しかし、いざことが起こって、犠牲者が出て、後から「実はこの土地は…」といっても後の祭り。 昨年の震災を経た今、経済優先主義の文化は変えていくべき時だと思うのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.11 09:35:34
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