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2012.12.03
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カテゴリ:交通
崩れ落ちるコンクリート、炎上する車、充満する煙、「助けて」と叫ぶ声−−。
山梨県大月市の中央自動車道「笹子トンネル」で2日起きた天井崩落事故は、死者・行方不明者が出る大惨事となった。
「トンネルががれきで埋まった」「もう怖くてトンネルを通れない」。
車を乗り捨てて命からがら逃げ出した人々は、恐怖と怒りで声を震わせた。
「取り残された人がいる」という情報にも、2次災害の恐れから救出作業は難航した。
なぜ天井が落ちたのか。点検は適切だったのか。
管理する中日本高速道路は「大変申し訳ない」と謝罪したが、安全への信頼は崩れ落ちた。

甲府市の主婦(37)は、夫の運転する乗用車で山梨県富士河口湖町へ向かっていた。
前の車が急ブレーキをかけたので車を止めると、約10メートル前方でトンネルの天井が落ち、ハッチバック式の乗用車1台が完全に潰れていた。
「一面がれきの山で、とても誰かを助け出せるような感じではなかった。すぐに白い煙がその車から出てきた」という。

潰れた車のボンネットから炎が出た。
真っ暗でがれきの中は見えなかったが、クラクションの音が鳴り響いていた。
「誰か、助けてください」。
叫び声が何度も聞こえた。

がれきの下の車から脱出した28歳とみられる若い女性が「彼が! 友達が!」と泣き叫びながら裸足で煙の中から現れた。
口の周りは血だらけで、両手をやけどしていたようで血も付いていた。
スプリンクラーの水でずぶぬれだった。
女性は「何が起きたんですか? 何が起きたのか全然分からないんです」と繰り返した。
主婦の夫が「車に何人乗っていたの?」と聞いても、取り乱した様子の女性は答えることができず、「消防や警察が助けてくれるよ」と励ました。

主婦は自分のブーツを女性に履かせ、夫と若い女性の3人で出口(トンネル西側の入り口)の方へ逃げた。
途中から別の女性も加わった。
止まっていた観光バスで若い女性をいったん休ませたが、すぐに「やっぱり避難した方がいい」と再び歩き出した。
車で逆走して避難する男性が同乗させてくれ、ようやくトンネルの外へ。
負傷した女性を救急車に乗せることができた。
難を逃れた主婦は「『誰か助けてください』という声が、今も耳の奥にこびりついていて離れない」と振り返った。

(毎日jpより)
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犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。

それにしても大いに考えさせられる事故。
当初土砂災害等の可能性も示唆されたが、どうやら施設の老朽化が原因の崩落か。
となれば、メンテナンスのあり方を含めたインフラの維持管理がクローズアップされることになるだろう。

インフラは整備そのものはもちろんだが、維持管理や更新にもかなりのお金がかかる。
しかし今回の事故から分かるように、そこを軽んじることは大きなリスクを伴うことになる。

こうした公共インフラの維持管理のサイクルや重要性、さらにはそこにかかるお金など、社会にはなかなか理解されない。
公共事業といえば何でも悪(税金の無駄遣い)として捉えるB級マスコミ的な風潮には辟易とする。

その背景にはきちんと説明して理解してもらうという努力が欠けていることがあることを認識すべきだろう。
インフラが何故必要で、どう維持管理をしているのか、そこを怠るとどうなるのか、具体的に公表していかなければこうした事故は繰り返される。

これは道路に限った話ではなく、電機やガス、上下水道といったライフラインはもちろんのこと、我々が大きく関係する測量や地図についてもまったく同じことがいえるだろう。
今だからこそ、しっかり考えるべき問題ではないだろうか。





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Last updated  2012.12.03 01:08:40
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