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カテゴリ:測量
地図と測量の科学館は、7月12日から9月23日まで企画展「富士山」を開催する。
世界遺産に登録された富士山を地図や測量との関わりから紹介。 夏休み中は、測量体験や地図記号のクイズラリーなどのイベントも行う。入場無料。 同展は、電子地形図25000出力図で見る富士山とその周辺や5万分の1火山土地条件図「富士山」、富士山の地形概要とその特徴など、同科学館ならではの富士山の姿を紹介する。 そのほか、いろいろな地図にみる富士山の地形表現や明治時代に「迅速測図原図」にスケッチされたものなど、違った視点で富士山を見ることができる。 夏休み期間は子ども向けのイベントを実施。「平板測量」で地図の作製、「トラバース測量」で「伊能忠敬になって日本を測ろう」、「GNSSナビ」で自分の位置を知るなど、測量体験教室を開く。 さらに夏休み用にリニューアルされた地図記号クイズラリーや測量用航空機として実際に使用された「くにかぜ」の内部を公開し、機体や空中写真用に掲載されたカメラの説明を行う。 館内では地図、測量に関する相談ができる専用ブースを設け、地図作りなど夏休みの自由研究をサポート。疑問や質問に答えてくれる。 (リセマムより) ------------------------------ 世界遺産から噴火への関心まで… 今やブームともいえる富士山。 地図と測量の科学館ならではの硬派な(?)切り口で見せてくれそう。 ラインナップは ■富士山 ・電子地形図25000出力図で見る富士山とその周辺 ・火山基本図「富士山頂」・陰影段彩図(数値地図10mメッシュ標高「活火山富士山」) ■富士山を科学する ・火山土地条件図「富士山」・富士山の噴火史と山体形成史・貞観噴火と宝永噴火 など ■富士山を測る ・明治期の三角点設置選点図・電子基準点「富士山」と富士山周辺GNSS連続観測 など ■富士山を表す ・伊能図(中図)関東・いろいろな地図に見る富士山の地形表現 ■富士山と世界遺産 ・富士山の構成資産・日本の世界遺産 ■その他 ・明治時代の迅速測図原図にスケッチされた富士山・日本各地の富士山 など いかにも、という感じはしないこともないが、富士山の火山基本図や火山土地条件図などは一般ではなかなか見る機会がないだろう。 また、測量の観点から見るのも面白い。 三角点の選点図や電子基準点の話はもちろん、GNSS連続観測の話なども(今朝の番組で色々と噴火のことが騒がれていたので)、どのような観測をしていて何が分かるのかをこの機会に知っておきたい。 (というか、その手の話が話題になる時、もっと地理院の担当者がマスコミに出るべき) この展示は9月までやっているので、是非この機会に多くの人が見て欲しい。 交通の便が悪いのが難点だけど… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.07.18 02:44:51
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