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2013.09.23
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カテゴリ:災害・防災
津波の際に素早く安全に高台に避難できる経路を「見える化」する「逃げ地図」作りが21日、岩手県陸前高田市の高田東中であった。
3年生約60人と地区住民33人が参加した。

陸前高田まちづくり協働センターが主催し、明治大の山本俊哉教授(都市計画・安全学)と日建設計(東京)が指導した。

参加者は11グループに分かれ、東中学区の3地区ごとに地図を作った。
標高20メートルの等高線と高台に通じる道路が交わる箇所を「避難ポイント」に設定し、周辺からその地点まで3分で逃げられる地域は緑、6分かかる地域は黄緑という具合に色を塗り分けた。

作成後の発表では「山が近いのに道路がないので避難に時間がかかる」「高台が近い分、坂が急で高齢者は大変」などの意見が出た。

高田東中3年の佐藤世里香さん(14)は「色分けすると、住んでいる地区のどこが逃げにくいか分かった」と話した。

山本教授は「防災活動や避難経路の改善などを若い世代が主体的に考えるきっかけにしてほしい」と感想を語った。

(河北新報より)
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逃げ地図の有効性は各方面で知られるようになってきたが、未来に生きるこどもたちに実際に作ってもらうのは意義がある。
特に、津波を経験している陸前高田では、子どもたちもまた違うアプローチがあるのかも知れない。

本来避難を考慮した街づくりの合意形成ツールとして威力を発揮する逃げ地図だが、実習を通じて「地域を知る」「避難を知る」という効果も大きい。
自分の抱いているイメージと、実際に地図を塗り分けてみた結果とは案外違うもので、そのことを知るのも意味のあることだ。

そしてこの中学生たちが、将来にわたって「安全安心」と「リアスの暮らし」が両立できるような街をつくっていってくれることになるのかも知れない。

この取組、まだまだ広がっていくはず。





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Last updated  2013.09.23 01:07:33
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