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2013.12.05
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カテゴリ:地域
無形文化遺産登録が決まった「和食」。
登録を目指す運動の中心を担ったのは、京都の料理人たちだった。
登録を喜ぶが、子供たちが和食の魅力に触れる機会は減っているといい、浮かれた様子はない。
料理人たちは「おいしさにとどまらない和食の力を伝えていかなければ、世界遺産として責任を果たせない」と気を引き締めている。

登録へのきっかけを作ったのは、京都の料亭主人らで作るNPO法人「日本料理アカデミー」(京都市中京区)。
2011年、登録を京都府に提言し、和食の魅力を広める活動に取り組んできた。中でも重視するのが小学生への食育授業だ。
料亭の若主人らが年15回前後、市立小学校で教えている。

4日午後、京都市上京区の市立翔鸞(しょうらん)小で、6年生を対象にした授業があった。
「萬重(まんしげ)」の若主人、田村圭吾さん(43)が鍋でだしを取る。
昆布だしの次はかつお節を加えた「合わせだし」、更に塩としょうゆを加えた「吸い地」。その香りがあふれる中、子供たちはそれぞれの味を体験した。

「おだし」を口に含んだ子供たちは目を大きく見開き、「むっちゃおいしい!」。
辻本貴哉さん(12)は「味が濃くなるだけかと思っていたら、どんどんおいしくなっていった。家でもおみそ汁を作りたい」と興奮気味に話した。

活動の中心メンバーで「平八茶屋」の若主人、園部晋吾さん(43)は「空腹を満たすために食べるだけでなく、五味五感をフル稼働させて味わうことが和食の伝統。それを子供たちに感じてもらいたい」と力を込める。
更に、賞味期限だけを見て食べ物を処分する風潮に「見て、触れて、匂って、かじってみてほしい。大災害や紛争に巻き込まれたら、食べられるかどうかを自分で判断しなければならない。生き残る力をつけるきっかけを作りたい」と話した。

(毎日新聞より)
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京都にいる(この取材に来たわけではないが)。
そういえば富士山が文化遺産に選ばれた日も富士吉田にいた。
まあただの偶然なのだが…

伝統と文化を大切にする土地柄、無形文化遺産登録を推進したのが京料理の関係者であることは必然だったかもしれない。
危機感と責任。その意味では登録されたからこそさらなるハードルが待っていることになる。

「和食」といっても幅が広い。
日本の一般的な過程で食べているものをすべて和食と言ってしまえばそれまでだが、伝統的文化という観点からみれば、おのずと限定される。
そうした「和食」を食べる機会は、平均的日本人であっても実はそれほど多くない。
(フランス人もまたみんながみんな毎日我々が想像するようなフランス料理をたべているわけではない)

暮らしの中の食と伝統的文化としての食。
そこがどんどん乖離して行っている現状こそが、記事にある京料理関係者の危機感だろう。
無形文化遺産に登録された以上、日本人として和食をきちんと知ることも重要になる。






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Last updated  2013.12.05 03:19:51
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