|
カテゴリ:災害・防災
Google が、甲信地方の豪雪災害エリア内の道路通行実績情報を提供開始しました。
専用サイトで過去4時間の通行実績を確認できます。 更新は1時間毎。PC とスマートフォンのブラウザでアクセス可能です。 これは本田技研工業の交通情報サービス「インターナビ」の情報提供を元に、Google クライシスレスポンスチームがGoogle 災害情報マップに表示しているもの。 過去4時間以内に通行実績のある道路を青色で表示します。 またホンダも専用サイトで、インターナビの通行実績情報をGoogle Maps へ直接表示するサービスを提供中。 Android 端末はブラウザアプリで表示する必要があります。 加えてインターナビ・リンクの会員は、インターナビシステムとスマートフォン用アプリ「インターナビ ポケット」に情報を表示することも可能です。 なおホンダのサイトには注意点として、『この道路通行実績情報は、当該地域での移動、および救援・支援活動に向かう方の参考となる情報を提供することを目的としています。ただし、通行実績がある道路でも、現在通行できることを保証するものではありません。緊急交通路に指定される等、通行が規制されている可能性もあります。支援・救援活動を妨げることのないようにご配慮いただき、実際の走行にあたっては、必ず現地での規制、誘導に従ってください。』と記載があります。 2月14日からの記録的な大雪で、特に甲信地方の道路が寸断され住民の生活にも影響が出つつある中、官民が協力することで対応が迅速に進むことを願うばかりです。 (engadgetより) ------------------------------ すっかりお馴染みになった通行実績マップ。 ホンダのインターナビ会員による通信ナビの位置情報提供により、実際に通行できた道路が分かる仕組み。 2004年の中越地震をきっかけに始まった取組で、東日本大震災をはじめとした災害時には大きな力を発揮してきた。 今回の大雪ではマスコミによる情報提供が十分でないこともあり、SNSによる情報の流通が盛んだったが、このマップも状況を知る大きな力になる。 マップ事体は一昨年のグッドデザイン対象を受賞しており、今では有名になっているが、この仕組みが生きるのも、会員が位置情報の提供を了承しているからであり、ドライバーが社会貢献をしている一つの形であることは特筆しておきたい。 ビッグデータもデータ提供者があってこそなのである。 また水曜・木曜の関東の予報が雪になっているのが気になるところだが、一日も早い復旧がされることを祈るばかりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.18 00:01:28
コメント(0) | コメントを書く
[災害・防災] カテゴリの最新記事
|