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2014.04.08
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カテゴリ:災害・防災
ウェザーニューズは、4月7日に「地震津波の会」会員を対象とした「減災訓練」を行った。
地震津波の会とは、専用のサーバを用意することで、大規模災害が発生したときでもトラフィックの集中を避け、会員に遅延なく情報を提供するウェザーニューズの有料サービスだ。
ただし、地震津波の会は、単なる情報提供だけでなく、災害において被害を減らす「減災」のために何をすべきなのかを、会員が自ら考える機会を用意することも重要な目的としている。

減災訓練は、9月1日の「防災の日」など半年に1回の割合で行っているが、これは、緊急地震速報を告知するシステムが正常に機能するかテストを行うとともに、緊急地震通報を受信してから揺れが来るまでの十数秒で、被害を少なくするために何かできるのかを考えて、どのように行動できるのかをイメージしてもらうためにも行っている。

ウェザーニューズでは、地震津波の会アプリをAndroid版とiOS版で用意している。
このアプリを導入したモバイルデバイスでは、緊急地震速報を受信(キャリアが提供しているエリアメールによる配信とは別に、ウェザーニューズが提供する緊急地震速報のPushサービス)すると、アラームとともに告知するポップアップを表示する。
ユーザーがそのポップアップをタップすると、詳細情報(揺れが到達する予想時刻までのカウントダウンや想定最大震度など)を示す画面に遷移する。

減災訓練では、訓練用の緊急地震速報を12時45分から50分のどこかでウェザーニューズから配信する。
受信した会員は、正規の操作に従ってポップアップをタップして詳細情報画面に遷移する。
そのあと、専用フォームにアクセスして、ポップアップから詳細情報画面まで遷移にかかった時間や、速報を受信してから揺れが到達するまでの時間で、どのように行動するかイメージできたかなどのフィードバックをウェザーニューズに送信する。

このことで、会員は、減災のためにどのように行動するのかのイメージトレーニングを行うことができ、ウェザーニューズでも、システムが正常に動作しているのかのチェックに加えて、専用サーバのアクセス速度や改善が必要と思われる機能の抽出などができると説明している。

これまでも、減災訓練などで得た会員からのフィードバックを参考に、速報到達率の改善(初期は訓練参加者の3割が未達だったが直近の2013年9月1日では1割)や、画面遷移の時間短縮(訓練開始当初は5秒以上かかる会員もいたが、現在はほぼ3秒以内で遷移する。なお、画面遷移が遅いと思わない限界は3秒位以内で、遅くてイライラと感じるのは5秒以上というデータも減災訓練のフィードバックから得ている)、そして、緊急地震速報を受信したときのアラーム音設定などで機能を改善した。

なお、ウェザーニューズでは、減災のために会員がとる行動指針について、あくまでも自分の身を守る「自助」が第一優先としている。
そして、緊急地震速報の受信から揺れが到達する数秒間では複数のことを行うのではなく、確実にできる1つのことを行うのが重要と語っている。

(ITmedia Mobileより)
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会員に訓練をさせながらシステムやサーバのチェックを行うという一石二鳥の好アイディア。
システムの改善はもちろんのこと、会員が平時から対応に慣れておくという意味でも意義がありそう。

「減災訓練」とうたうのも効果がありそうだし、何よりも「自助」を促しているのがいい。
もちろん実際には速報から揺れの到達までの時間は震源により異なるので必ずしも猶予があるわけではないが、助かるためのイメージトレーニングを日頃から積めるのはマニュアルに従うだけの避難訓練よりも実践的だ。

この辺りのセンスが企業の有料サービスならではのところ。
このように自らの避難行動を判断するための材料を提供してくれるのが実はもっとも必要なサービスなのではないだろうか。

お金をとって考えさせる。
防災はそういう時代に入ってきたのかも知れない。





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Last updated  2014.04.08 02:05:11
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