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2015.06.05
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カテゴリ:災害・防災
先週土曜日(2015年5月30日)の小笠原沖を震源とする地震で、相模湾に面する神奈川・二宮町だけがなぜか震度5強だった。ところが、町の人たちに聞くと、「それほど揺れなかった」「大した地震じゃないと思った」「(震度5強と聞いて)えっと思った」という。なかには揺れに気づかなかった。なぜ震度5強を記録したのか。

二宮町議の小笠原陶子さんがツイッターで「地震(計)設置場所が軟弱地盤に建設された消防署にあるからです」と書き込んだ。さっそく「とくダネ!」が調べてみると、たしかに震度計は二宮町消防本部の敷地内にあった。トタン板の囲いの隣にある四角い箱だ。消防本部の場所は、昭和44年当時の地図を見ると田んぼの真ん中だった。

地震のとき、本部にいた消防署員は「グラッと来ました。ギシッときて、何かしら(被害が)あると思いました」という。つまり地盤が弱いために大きく揺れたのだとわかったのだ。

司会の小倉智昭「きょう早朝の釧路の地震の震度5弱も、あまり揺れていないと地元の人はいっているけど、似たようなことなのかね」

実は「5強」には地元紙も「疑問」を投げていた。東日本大震災の時も「5強」を出していてやはり疑問だったという。震度計は気象庁ではなく神奈川県が設置したものだ。二宮町は「地震の翌日の気象庁と県の点検では地震計に異常はなかった。地盤の方は(移転を)検討せざるをえない」とはんしている。

でも、これまでだれも気づかなかったのかね。


( J-CASTテレビウォッチより)
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この話今更感もあるがここで取り上げていなかったので一応備忘録的に。

震度が地域を代表するものであったとしても、実際のところ地震計が設置されている地盤に依存するのは仕方がないところ。
地盤の悪い場所にあればその地域全体を見た場合過大になるし、逆に地盤のいいところに設置すれば過小になる。
それはどちらも嘘ではない。
しかし地域を代表する震度として適切かどうかといえば難しい。

以前東京都千代田区が震度5弱を記録した地震があった。
その際大きな震度になったのは地震計が地盤の悪い大手町にあったためで東京の他の地域ではそれほど大きな揺れではなかった。
同じ千代田区でも地盤のいい麹町では震度3の揺れにとどまっている。

これも同じような話だが、大事なことは震度という数字はその場所の地盤に依存することを知っておくことだ。
二宮の例であるような水田の中をはじめ、河川沿いの低地や埋立地、盛土地などでは、台地や丘陵地と比べれば軒並み震度は高くなる。
そういう認識が共有できれば家庭での防災の考え方も変わってくるのではないか。

ただし、記事にあるように地盤の悪い場所に地震計があるのが悪いとは思わない。
その震度に嘘はないし、実際に地盤の悪い土地があるのだから仕方がない。
むしろそのような事実をきちんと住民が認識しておくことが重要ではないか。
(ただしそのような場所に災害時の拠点となるべき消防署があることは適切とはいえない)

また、ちょっと違うケースだが、先日の釧路での震度5弱の地震も、最大震度を記録したのは釧路市街から70km離れた阿寒地方だったのだが、釧路という自治体の面積があまりにも大きいために地域を代表する形で釧路震度5弱と報道されることになる。
市町村合併で自治体の広域化が進む中、同じ行政の中でも地域差があることも認識しておく必要があるだろう。
こちらも併せて考えたい。






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Last updated  2015.06.05 07:12:36
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