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ロシアのサッカーって大変!プレーオフの移動距離が「日本列島」の2倍!(qoly.jp)
このほどロシアで1部2部の入れ替えプレーオフが行われた。 2部3位のトミ・トムスクが1部14位クバン・クラスノダールと対戦したのだが、トムスクとクラスノダールの距離が4254kmも離れており、北海道~沖縄県間の2倍近くに相当するため移動が過酷だという記事。 Googleマップの検索では飛行機で7時間25分というから海外遠征レベルで、しかもホーム・アンド・アウェイで中3日で戦ったのだというから凄い。 ただ、こうしたケースは自体広大な国土を持つロシアでは珍しいことではないだろう。 ロシアサッカーのトップリーグであるプレミアリーグは15クラブで構成され、2015~2016シーズンについてはモスクワを中心にロシア西部のクラブが多くなっているが、2006~2008年にかけては、極東のウラジオストックのクラブであるFCルチ・エネルギア・ウラジオストクがプレミアに昇格していた。 ルチと対戦するクラブはアウェイの場合ウラジオストックまでのとてつもない長距離遠征を強いられることになる。 それどころか当のルチに至ってはアウェイは全て長距離移動ということになる。 強豪CSKAモスクワがアウェイでルチに0-4で敗れた試合では、CSKAの選手から『ルチは、Jリーグでプレーすべき』というぼやきの声が上がった(Wikipediaより)というが、確かに距離的にはその方が無理がない。 また、2014年には2部リーグにおいてロシアの西端のクラブであるカリーニングラードバルティカ・カリーニングラード(ホームタウンはロシアの飛地領でバルト海に接し、リトアニアとポーランドに囲まれたカリーニングラード)と極東のFCルチ・エネルギア・ウラジオストクが同じリーグに所属したことから対戦、直線距離で往復約15000km、陸路での往復直線距離は2万km以上というから生半可な遠征ではない(時差も8時間あるという)。 ちなみに同リーグにはウラジオストックよりさらに東に位置するユジノサハリンスクをホームタウンとするFOサハリンも所属しているが、こちらはこちらはホーム戦を本拠地ユジノサハリンスクで行わずにモスクワ近郊のヒムキで開催している(サッカーキング記事より) 広大な国土の中で全国リーグを運営するのはなかなか大変なこと。 日本では現時点では最北がコンサドーレ札幌(J2)、最南がFC琉球(J3)で、往復直線移動距離は約4400kmと非常にタフな移動だが、ロシアに比べるとかわいく見えてしまうから恐ろしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.29 02:41:18
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