|
カテゴリ:地理
伊豆大島 日本にここだけ 東京の「砂漠」を行く(毎日新聞)
日本には「砂漠」と呼べるような場所はないというのは一般的な認識で、比較的砂地が広い鳥取砂丘や中田島砂丘(静岡県)でさえあくまでも「砂丘」である。 かつてヒットした歌謡曲で「東京砂漠」(内山田洋とクールファイブ)というのがあった。 もちろん東京という都会を(たぶん人の関係が荒涼としているという意味で)砂漠に例えた比喩なわけだが、この記事は東京都には実際に砂漠があるという話。 大島町の三原山の火口付近の地名として「裏砂漠」と「奥山砂漠」が1972年から2万5000の1の地図に掲載されているというもの。 全国を見ても「砂漠」という名称を持つ地名はこの2カ所だけ。 裏砂漠は観光スポットとしても名高いそうで、真っ黒なスコリアと呼ばれる火山の噴出物に覆われた荒涼とした景色が広がっている。 東側の斜面を絶えず吹く強風で植物の種子が飛ばされてしまい、草木が根付かないことが要因で、まさに砂漠のような景観なのだとか。 かつてはラクダが観光客を乗せていたという記録もあり、多分に「砂漠」を売りにしていたことが伺える。 一度は訪れてみたい場所かも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.11.20 14:48:10
コメント(0) | コメントを書く
[地理] カテゴリの最新記事
|