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くれーじーくえいる ぶろぐ

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2006.04.02
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 本日は昼勤のため録画でチェックしました。

<第10話>

 飛来したザビーゼクターを掴み、ザビーへと変身した加賀美! 憧れのマスクドライダーの力をついに手にしたザビーに、四方からワームサナギ体が襲いかかるが、「俺は・・・俺は・・・変身したんだー!」ザビーは歓喜の絶叫と共に弾き飛ばすと、そのままキャストオフしてクロックアップで瞬く間にワームサナギ体を全滅させたのだった。その姿に言葉もない矢車と影山・・・
 一方、逃走する2体のコレオプテラワームをカブトエクステンダー・エクスモードで追跡するカブトも、エクスモードの巨大なエクスアンカーからジャンプすると同時にライダーキックを放ってコレオプテラワーム・クロセウスを倒すが、残るアージェンタムは逃走してしまう。
 戦い終えた天道は、ザビーとなってワームを倒した加賀美を遠くから見届けると、「天は気まぐれだな」と呟きながら立ち去っていった。

 翌朝、いつものように自宅の玄関で登校する樹花を見送った天道の前に矢車が現れた。矢車は開店前の『Bistro laSalle』の厨房で麻婆豆腐を作りながら、ザビーの資格を失った自分の敗北を冷静に認める。それは決して天道に負けたわけではなく、カブトを倒すことに固執して己の道を見失った自分自身に負けたということ。矢車は加賀美がザビーになったことに期待を寄せつつ、天道に麻婆豆腐を勧める。
 麻婆豆腐を一口食べて素直に美味いと誉めつつ、随分味が変わったなとの天道の言葉に、おまえの言う"素材の個性がぶつかり合う味"だ、これも悪くないと矢車は答える。去ろうとする矢車に、天道はボールに入れた餞別の豆腐を差し出して「おまえはおまえだけの麻婆豆腐を作れ」と言葉を贈る。矢車は素直に豆腐を受け取ったのだった。

 仕事の前、外でいつものようにスケッチブックに妖精の絵を描くひより。だが、ふと脳裏に7年前の渋谷の記憶を思い出す。腰にライダーベルトを巻いた謎の少年、「お願い、殺さないで!」と廃墟の中から訴える自分・・・ひよりは思わず天に手を伸ばし、「殺さないで」と悲痛に呟く・・・

 病院では、ケガの癒えた影山がようやく退院を迎えようとしていた。ザビーの資格を得たことで、ZECTの正式なメンバーばかりかシャドウ部隊の隊長という重責を担うことになる加賀美を、影山は「隊長」と呼んで戦闘のイロハを叩き込んでやるよと意気込む。気をよくしつつも気を引き締めないとと決意を新たにする加賀美だったが、その時、突如胸に激痛を感じて倒れ込んでしまう。その胸には何故かザビーの紋章が浮かび上がっていた・・・

 いつものように賄い料理を求めて『Bistro laSalle』にやってきた天道に、開店前に勝手に店の厨房を使ったことを怒るひより。天道はまた加賀美の姿がないのに気付いて「いい加減クビにした方がいいぞ」と冷ややかに呟くが、ひよりがそれを咎める。実は、偶然にも加賀美の父・睦が店を訪れて食事をしていたのだ。目が合った瞬間、何か形容しがたい因縁めいたものを感じる天道と睦・・・
 天道の不遜な態度にも動じることなく、睦は「いい友達ができて私も嬉しい・・・今後とも息子をよろしく頼みます」と挨拶すると、頷く天道にニヤリと笑いかけて店から去っていった。
 そこへ、買い物中の加賀美から天道に電話が入った。絶好調の加賀美はサバ味噌パーティーをやるぞと豪語する。呆れた天道はふと、店内でひよりのスケッチブックを拾う。そこには書きかけで掻き消された妖精の絵と、いつもと違う陰鬱な妖精の絵が・・・
 天道はひよりに加賀美のサバ味噌パーティーについて尋ねるが、ひよりは出たくないといつも以上に頑なだ。スケッチブックに書いた陰鬱な絵と関係があるのか?という天道の問いに、ひよりは以前病院で目にしたライダーベルトのことを訊く。もしそれが加賀美の物だったら、自分は加賀美を許さないと剣呑に呟き、ひよりは自分が描いた陰鬱な絵を握り潰す・・・
 その頃、睦は三島からザビーの資格者が変わったとの報告を受けていた。睦は「ハチは刺すもの。刺さないハチに価値はない」と冷静に言い放つ。

 買い物を終えて帰路を急ぐ加賀美は、これからはザビーとして天道と力を合わせてワームを倒すと意気揚々。そこへ三島から電話で指令が入るが、その命令とは「カブトを倒せ。以上だ」の一言だった。
 一方的な命令に納得がいかない加賀美だが、田所は「本部の命令は絶対だ。おまえに選択の余地はない」と相手にせず、岬も言葉のかけようがない・・・

 自分の殻に閉じこもっているひよりの心をほぐすかのように、天道は店の厨房で湯豆腐を作りながら語りかける。あの時、自分たちは渋谷の瓦礫の下で心まで凍り付いていた。だが、その闇の中で希望という名の花を見たはずだと。そして、ひよりの絵にもそんな優しさがある、凍り付いた心を少しだけ温かくする力があるのだと・・・
 その言葉に心を動かされ、ひよりは天道が作った湯豆腐を食べるのだった。

 一方、加賀美は渋谷の廃墟で一人思い悩んでいたが、そこへ天道が現れる。加賀美がザビーになったことや、加賀美がZECT本部からカブト抹殺を命令されたことなど天道にはすべてお見通しだったと知り、加賀美は友達と思ってる天道とは戦えないと苦しい胸の内を明かし、もし同じように友情を感じているなら二度と目の前に現れないで欲しいと訴える。だが、天道は関係ないと意に介さない。加賀美はやっぱりおまえとは戦えないとまだ悩むが、天道は「やれよ。ただし、俺は負けないけどな。それだけのことだろう?」とあっさり言い放った。
 加賀美が去った後、天道は一人呟く。「友達か・・・俺の最も嫌いな言葉を使いやがって・・・」

 再び現れたコレオプテラワーム・アージェンタムを必死に攻撃する影山以下シャドウ部隊。そこへ駆け付けた加賀美はザビーに変身すると、シャドウ部隊に攻撃を止めさせて単独でアージェンタムに戦いを挑むが、まだ慣れないせいかアージェンタムのクロックアップに翻弄されてしまう。さらに、シャドウ部隊もゾロゾロと現れたワームサナギ体の攻撃に晒され、連携がまったく取れなくなってしまった!
 このままでは全滅かと思われたその時、クロックアップと思われる超高速で動く何かがワームサナギ体を一瞬で撃破! クロックアップしたザビーは、そいつがカブトであることに気付く。カブトはさらにコレオプテラワーム・アージェンタムをもライダーキックで葬り去った。
 ザビーの勝利かと驚く影山たちシャドウ部隊だったが、その正体がカブトと知って銃口を向ける。だが、ザビーは戦いを躊躇う。一方、カブトは「まだ迷っているのか」と遠慮なしにザビーに攻撃を仕掛けてきた。
 クロックアップして拳を交えるカブトとザビー。「やるのか、やらないのか?」と攻め立てるカブト。「おまえとは戦いたくない」とまだ躊躇うザビーに、「おまえなど友ではない!」とカブトは言い放ち、さらに続ける。
「おばあちゃんは言ってた。友情とは、友の心が青臭いと書くってな・・・青臭いなら青臭いで、それを本気でぶつけなければ意味がない! 俺は手加減などしない」
 何かを促すような天道の言葉に、ザビーはついに雄叫びを上げ、カブト目がけてライダースティングを放った!
 ・・・閃光が収まったとき、そこには変身を解除した天道とザビーの姿が。天道は右肩に傷を負ったが、ザビーの左拳を右手で受け止めていた。「やっぱりおまえは面白い奴だ」天道はそう言うと、「せっかくのサバをムダにするな。青魚は料理次第で最高の味になる」と告げ、立ち去っていく。
 影山たちシャドウ部隊が天道を討つべく発砲するが、それを身を挺して阻むザビー。意を決した加賀美は自らザビーゼクターとライダーブレスを外して変身を解除し、「俺は・・・俺はもっと大事なものを掴んだ!」と叫ぶ。影山たちシャドウ部隊は失望を感じつつ撤収していった・・・

 夜の一室で、睦は三島からザビーの資格者が再び失われたとの報告を受けていた。睦はライターの火を弄びながら、ヨハネによる福音書第12章第24節の一文『一粒の麦、地に落ちて死なずばただ一つにてあらん。もし死なば、多くの実を結ぶべし』を意味ありげに呟く。三島はその意味するところを察し、「ザビーが失われても、結ぶべきより大きな実がある・・・ご子息にも、と?」と問う。睦はそれには答えず、花にライターの火を灯しながら呟くのだった。
「新しい風が・・・吹き始めたようだね・・・」

 夜の道路をカブトエクステンダーで疾走する天道。その遥か頭上を、トンボに似た形のゼクターが飛翔する。そいつはやがて、陸橋の上から下を睥睨する、一人の少女を伴いギターケースを持った男の天に向けられた人差し指に止まった――――――


------

 念願叶ってついにマスクドライダーの資格を手にした加賀美君。オープニングでも、役名の矢車想のテロップから『仮面ライダーザビー』が消えて加賀美新に付けられるという徹底ぶりでした。まぁどうせ今回のみなんだろうけどね(爆)
 しかし、あくまでライダーはZECTのものであるとするZECT本部の意向は揺るがず、天道に対して感じ始めている友情とザビーとしての重責の狭間で悩みまくることに・・・
 そんな彼に対して、表面的には「おまえなど友ではない!」と言い放って冷淡を装う天道。しかし、彼には彼なりの友情に対する考え方と熱い思いがあることは、最後のザビーとの戦いでの「友情とは、友の心が青臭いと書くってな」という台詞に集約されていると思います。
 一方、ザビーの資格を失ってしまった矢車。前回、あまりの暴走ぶりと凋落の軌跡に視聴者の株を思いっ切り下げてしまった感がありましたが、自分の過ちを素直に認識したことで少しは回復できるでしょうか。

 前回、偶然にも天道のライダーベルトを目撃したひよりですが、加賀美が自分の物だと言ってごまかしたせいで、7年前に目撃した"ベルトの少年"=加賀美?という勘違いフラグが予想通り立っちゃったようです。後々鬱な展開に発展しなければいいのですが・・・
 一方、天道も7年前の渋谷の惨劇に遭遇したことをこっそり自白してますね。これもひよりの過去とどう繋がるのか・・・

 今回が初対面となった加賀美の父・睦氏と天道。睦氏はちょくちょく『Bistro la Salle』を訪れて息子の様子を窺いつつメシ食ってるようですね。
 天道と睦氏はお互い素性は知らないはずですが、何とも言えない緊迫感というか因縁めいた雰囲気が・・・
 そして事件後、腹心の三島からザビーの顛末について報告を受ける睦氏。公式サイトの第5話の解説で『息子がZECTにいることを知らないらしい』とか書かれてましたが、やっぱり息子がZECTのメンバーであることを知ってたようですね。
 ヨハネによる福音書の一文を引用した睦氏。ザビーという"実"は失われたが、それはZECTにとって後により大きな収穫になる、ということなのか。そして、一時的ではあれザビーとなった息子もそれに含まれると・・・
 恐らく今後激変していくであろう我が子を取り巻く事象を、睦氏はいかなる思惑を持って睥睨するのでしょうか。ただ、それは決して親子の情という感じではなさそうで・・・


 さて、来週はカブトの脚本にいよいよ井上敏樹氏が参加。昨年、途中から『仮面ライダー響鬼』のメイン脚本家に就任して視聴者の株を上げたんだか下げたんだかわからなくなった(笑)井上氏ですが、今回はどんな物語を描いてくれるのでしょうか。
 そして、早くも第3のマスクドライダー"ドレイク"が登場します。変身する風間大介は結構ナンパっぽい自称メイクアップアーティストだそうですが、果たして何者なのか・・・





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Last updated  2006.04.11 20:42:22
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