テーマ:仮面ライダーカブト(343)
15・16日と地元の西条まつりを見に行っていたので、今回のカブトは録画でチェックし、レビューも後回しです(笑)
<第37話> とある山道をランニングする野球部の部員たち。と、そこへ『通りゃんせ』の歌声と共に現れたのは、自分たちと同じ姿の野球部員たち・・・そして擦れ違った瞬間、野球部の部員たちは忽然と姿を消してしまった・・・ 朝の天道家では、樹花が寝袋にくるまったまま起きてきて上機嫌。学校のキャンプ合宿を心待ちにする彼女は、小学生の頃にキャンプをカゼで欠席した思い出があるのだ。天道お手製の朝食を摂りながら、樹花はふと自分の学校の野球部がランニング中に失踪した事件について天道に話す。彼女曰く、原因は学校にある"呪いの鏡"のせいだという。 『Bistro la Salle』で落ち合う岬と加賀美。樹花の話に興味を持った天道の指示で岬が調査したところ、疾走した野球部員たちの捜索願が最初出されていたがすぐに取り消されたという。確かに何か怪しい・・・一方、加賀美は岬から天道の指示で蓮華の面倒を見るよう告げられて露骨に嫌な顔をするが、蓮華も同様らしい・・・ その頃、天道はすでに樹花の通う聖華学園に潜入していた。校舎の屋上で焼きそばパンの売店を設営していた天道は、熱心に勉強する女子中学生・小林恵子と出会う。恵子は失踪した野球部について「あんな恥曝し部消えてよかったんじゃない」と冷ややか。彼女曰く、野球部の成績はあまり良くなく、ついには"呪いの鏡"にお願いしたらしい。 その"呪いの鏡"は校舎内の廊下の突き当たりにあった。天道の調査によると、その鏡に願い事をすれば願いが叶うが、それと引き換えに神隠しに遭ってしまうのだという。 そんな中、樹花のクラスに一人の転校生がやってきた。が、それは何故か神代! 樹花は彼が以前出会った変な小学生だと気付く。席に着くなり爺やに悠然と紅茶を煎れさせる神代だったが、担任に一喝されて爺やは教室から閉め出されてしまうのだった・・・ 秋季全国模試の成績順位表が廊下に張り出された。見事1位を獲得して上機嫌の樹花とは対照的に、恵子は30位に轟沈。下校中に港に立ち寄った恵子は、成績トップを取れなかった怒りを携帯電話に付けていたフクロウの御守にぶつけ、叩き壊してしまう。と、そこへ影山が現れて壊れたフクロウの御守を拾い、これは俺だと呟く。恵子は御守にはもう頼らないと言い、影山に「人間はそう簡単に壊れるもんじゃない」と語りかける。と、そこへ突然レプトーフィスワームが現れて恵子に襲いかかった! 影山はパンチホッパーに変身して彼女を逃がし、レプトーフィスワームと戦うが苦戦する。さらにカブトとガタックも駆け付けて応戦するが、レプトーフィスワームはクロックアップして遁走した。 戦い終えて、影山は自分で直したフクロウの御守を見つめながら一人物思いに耽る。と、そこへ矢車が現れた。「おまえ、いいことした、とか思ってるんじゃねぇだろうな・・・俺たちみたいなろくでなしが少しでも光を掴もうなんてと思うとな、痛いしっぺ返しが来るのさ」矢車は冷ややかに言い放つ。 恵子がワームに襲われたことで、聖華学園で何かが起きていると確信した天道は、加賀美と岬にも潜入調査を命じる。岬は教師、加賀美はラグビー部のコーチ、蓮華はラグビー部のマネージャーとして学園に赴任した。 早速樹花のクラスに赴いた岬だったが、そこに神代の姿を見つけて驚く。"ショミーン"の中学でも頂点に立つのだと豪語する神代だったが、授業の答えを爺やに書かせて主人が答えたも同然などと言うものだから、結局爺や共々バケツを持たされて廊下に立たされることに・・・ その頃、恵子は一人授業を受けず屋上で参考書と睨めっこしていた。次の試験でトップを取るため、授業など受けている暇はないという彼女だったが、天道が用意していた焼きそばパンに少し興味を示す。 加賀美と蓮華は理科室で情報を整理していた。聖華学園では数年前、合唱部の部員たちが忽然と消える事件があったという。そして、今でもその合唱部の歌声が聞こえてくることがあり、それが聞こえてくるとき、あの世の扉が開いて死者が還ってくるのだという怪談じみた話になっていた。居合わせた天道もその話に興味を持ち、二人に自分の手伝いを命じるが、それは何故か屋上での焼きそばパン販売・・・ 天道の焼きそばパン屋は大盛況。必死に働きながらも天道の意図がわからない加賀美に、何か考えがあるのだろうと蓮華。さらにそこへ神代と樹花も現れ、そこで神代は樹花が天道の妹だと知る。 焼きそばパンは大好評の内に完売、加賀美と蓮華はすっかりヘロヘロである。恵子は相変わらず屋上で勉強に勤しんでいたが、天道はそんな彼女に取っておいた焼きそばパンを差し出す。初めて食べるその味に感激し、張り詰めた雰囲気を少し和らげる恵子。と、その時、天道たちの耳に『通りゃんせ』の歌声が不気味に響いてきた。屋上から下を見れば、失踪したはずの野球部員たちがランニングしながら戻ってくるのが見えた。噂の通り、死者が戻ってきたというのか? 急いで下に降りた天道と加賀美だったが、野球部員たちの姿はなく、代わりに喪服の女二人とワームサナギ体の群れが現れた。天道と加賀美はカブトとガタックに変身してワームの群れと戦いを繰り広げるが、さらにレプトーフィスワームも現れてクロックアップで二人を翻弄する。ハイパーフォームとなったカブトは喪服の女たちに"ネイティブ"について問うが、女たちは「それはおまえたちZECTが一番知っているんじゃないのか」と意味深な言葉で煙に巻き、ハイパークロックアップを使う前にカブトを倒すようレプトーフィスワームに命じる。だが、カブトは悠然と天を指さして豪語する。「おまえたちは俺の力を侮っている。おばあちゃんが言っていた・・・俺の進化は光より早い。全宇宙の何者も俺の進化には付いていけない」そう宣言したカブトの手に、空間を割って大きな剣が降臨した! その頃、恵子は例の"呪いの鏡"の前に立ち、次の試験で一番になれるよう願いを唱えていた。と、彼女の耳に届く『通りゃんせ』の歌声。振り返った恵子の目には何も映らなかったが、その背後の"呪いの鏡"の中ではもう一人の恵子が不気味な笑みを浮かべていた―――――― ------ 第3クールも終盤に差し掛かったカブトの物語ですが、今回は樹花の通う中学校を舞台にした、一見"学校の怪談"じみたお話。願いを叶える代わりに神隠しを起こすという"呪いの鏡"と、それに絡んで失踪したらしい野球部、そして同じく失踪した合唱部が唄う『通りゃんせ』・・・その背後にはやはりワームの影が見え隠れしていますが、一見横道に見える今回の話にも、恐らく今後の展開に繋がる重要な何かが隠されているのでしょう。 しかし、全国模試で1位(学年だろうと思うが)を取れる辺り、樹花ってキャピキャピした外観に似合わず秀才肌のようですね。やはり何事にもそつがないあの義兄あったればこそなんでしょうか。 一方、何としてもテストで1位を取りたいあまり、ついに"呪いの鏡"に手を出してしまう今回のゲストキャラ・小林恵子。天道からもらった焼きそばパンを食べて喜んでる辺り、目標を目指して張り詰めているが故に周りが見えなくなっている感がありますが、彼女に果たして救いの手は差し伸べられるのか? そして、何を思ったか樹花の中学校に転校してきた神代。まぁ過去には天道が医者として病院に潜入したくらいですから、これくらいの強引な展開で驚く必要はないのでしょうが(笑)今回も只のギャグ担当で終わるのか、それとも・・・? 天道の指示で学校に潜入した岬と加賀美と蓮華。数学教師として登場した岬は、入口の扉の上に挟んだ黒板消しという超古典的なブービートラップを足蹴にして受け止めるという妙技を披露。加賀美だったらまず間違いなく引っかかってたでしょうな(笑)一方、加賀美はラグビー部のコーチとして大変な目に遭ってましたが、よく考えたら元野球部なので、来週は突然帰ってきた野球部との絡みもあるのかな? パンチホッパーとして荒んだ日々を送る影山ですが、レプトーフィスワームに襲われた恵子を助け、彼女が捨てたフクロウの御守を自分で直して持っている辺り、どん底に堕ちてもまだ人間としての最低限の良心は忘れていないのでしょうか。しかし、そんな彼の心の揺らぎを否定するかのような"兄貴"矢車の意図は果たして・・・ 今回登場したレプトーフィスワームは、外観からはまったく想像付きませんがキリギリスがモチーフ。名前のレプトーフィス(Leptophyes)はキリギリス上科の昆虫の学名のようです。 そして、何の前振りもなく突如ハイパーカブトの前に現れた新アイテム、パーフェクトゼクター! 子供向けTV雑誌等での事前情報では"ハイパーソード"と呼ばれていた武器ですが、ハイパーゼクター&ハイパーフォームに続いて何の前振りもない登場です(笑)カブトではどうもこの手のパワーアップアイテムの登場がどれも唐突で説明不足なのが少々気になるのですが、パーフェクトゼクターは果たして番組の中でその経緯等は明かされるのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.19 08:35:19
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