カテゴリ:エセ軍事マニアの呟き
<←管理人にとっては初見のF-2A支援戦闘機。何はともあれ無事飛んで何より>
というわけで、関西汽船のフェリーで無事九州・小倉に到着した管理人。万難を排していよいよ待望の築城航空祭に赴きます! 小倉港からJR小倉駅までは歩いて15分ほど。まだ暗い連絡通路を歩いて駅に着き、日豊本線の0537発の普通電車で築城へ向かうのですが、降りたホームにはもう一目でそのスジとわかる人々が多数・・・(笑) そして、満員となった電車に揺られること約40分、0615にJR築城駅に到着。下車してそのまま人の流れに追従して徒歩で築城基地へと向かいます。しかし、まだ夜も明けない未明からこれだけの人数がぞろぞろと列をなして歩く様は端から見たらさぞかし滑稽だろうなと(爆) 歩いて15分ほどで築城基地の正門に到着、売店コーナーを通り抜けてエプロン地区へと向かいますが、売店の規模からしてもう松山や善通寺の駐屯地祭辺りとは比較にならない大きさ。流石に6桁単位で観客が訪れる航空祭だけのことはあります。 エプロン地区の開放開始は0800からということで、肌寒い中しばし待っていましたが、基地側の判断か0700頃には早くも開放となりました。気合いの入ったカメラ小僧の方々は滑走路前の最前列を確保すべく猛ダッシュ。管理人も地上展示機を気にしつつ、まずは飛行展示に備えようとできるだけ前を確保することにしました。 周知の通り、F-2A/B支援戦闘機とF-15J/DJ要撃戦闘機が直前まで飛行停止措置になっていたため、一時はどうなることかとヒヤヒヤしましたが、幸い両機とも無事に飛行してくれたのでまずは一安心です。 というわけで、今回の飛行展示機および地上展示機および装備品は以下の通り。カッコ内は所属部隊等。 <飛行展示・地上展示機> *航空自衛隊 ・ボーイングF-15Jイーグル(西部航空方面隊第8航空団第304飛行隊) ・マクダネル・ダグラスF-4EJ改ファントムII(同第5航空団第301飛行隊) ・三菱F-2A(同第8航空団第6飛行隊) ・川崎T-4(同上) ・川崎T-4ブルーインパルス使用機(航空教育集団第4航空団第11飛行隊"ブルーインパルス") ・富士T-7(同第12飛行教育団) ・ホーカー・ビーチクラフトU-125A(航空救難団芦屋救難隊) ・シコルスキーUH-60Jブラックホーク(同上) *民間 ・アビアット・ピッツS-2B(エアロック・エアロバティックチーム) <地上展示のみ> *航空自衛隊 ・マクダネル・ダグラスRF-4EファントムII(偵察航空隊第501飛行隊) ・川崎C-1(輸送航空団第2輸送航空隊第402飛行隊) ・ノースロップ・グラマンE-2Cホークアイ(警戒航空隊飛行警戒監視隊) ・ホーカー・ビーチクラフトT-400(輸送航空団第3輸送航空隊第41教育飛行隊) ・ガルフストリームU-4(航空総隊司令部飛行隊) ・ボーイングCH-47J(LR)チヌーク(航空救難団春日ヘリコプター空輸隊) *海上自衛隊 ・ロッキード・マーチンP-3Cオライオン(航空集団第1航空群第1航空隊) ・シコルスキー/三菱SH-60Kシーホーク(同第22航空群第122航空隊) *陸上自衛隊 ・MDヘリコプターズOH-6Dカイユース(西部方面航空隊西部方面ヘリコプター隊) ・ベルUH-1Hイロコイ(同上) ・ベルAH-1Sコブラ(同第3対戦車ヘリコプター隊) <装備品・防空機材等> *航空機搭載武器・装備類 ・航空機用エンジン(F110-GE/IHI-129、F100-P&W/IHI-100、F100-P&W/IHI-220E) ・M61A1 20mmバルカン砲 ・Mk82 500ポンド通常爆弾 ・GCS-1誘導爆弾(Mk82装着状態) ・90式空対空誘導弾 ・93式空対艦誘導弾 ・CBLS-200A 25ポンド訓練爆弾懸吊装置および70mmロケット弾発射装置 ・LAU-3/A 70mm19連装ロケット弾ポッド ・F-2/F-4EJ用ドラッグシュート ・パイロット用装備品(フライトスーツ、落下傘、サバイバルキット、ヘルメット等) ・救命装備品一式(各種救命用キット、救命浮舟、救命胴衣等) *防空機材 ・MIM-104 パトリオット(第2高射群第7高射隊) ・FIM-92 スティンガー(第8航空団基地業務群第8基地防空隊) ・81式短距離地対空誘導弾(同上) ・M167 VADS(同上) 田舎住まいの管理人にとってはF-2をはじめとして初見の機体や装備品も多く、これだけでも往復8,000円のフェリー代を払って築城まで出張った甲斐は充分にあった気がします(^^) これで本店の装備品ページも一層充実するぞ(笑) それはさておき飛行展示の方は、プログラムにあったC-1からの空挺降下はなかったものの、F-15J・F-2A・F-4EJ改の機動飛行、T-7編隊の航過飛行、U-125A&UH-60Jによる救難展示、F-2Aによる対地射爆撃展示、エアロックのパフォーマンス、そしてブルーインパルスの演技と盛り沢山の内容。F-15J・F-2A共に飛行停止の憂さを晴らさんばかりに飛びまくってくれました。また、管理人がエアロックの演技を見たのは2002年の岩国日米親善デー以来5年ぶりでした。これでロック岩崎氏が存命であったら尚良かったんですがねぇ・・・(しみじみ) 管理人はエアロックまで見終えたところで一旦前列を離れ、地上展示機&装備品をつらつらと見て回り、空自航空学生によるファンシードリルを見物し、トイレに行ったり昼飯を探したりとあれこれやってからブルーインパルスの演技を見物。そういえば、ブルーインパルスのフル演技を見るなんて2000年の岩国以来7年ぶりじゃないだろうか・・・(ローパス飛行だけなら一昨年以来) ブルーインパルスの演技が終わると、航空祭もいよいよ終わり。地上展示のE-2CやF-4EJ改等一部の機体が帰投を開始したため、管理人は他の居残り組共々、基地の係員にロープで追い立てられつつバイバイフライトをお見送りし、SH-60Kが飛び立つまで必至に粘りました(笑)その後、基地正門奧でゲートガードになっているF-1などの用廃機等を撮ってから、1600前に基地を後にしたのでした。 しかし、小倉へ引き上げるべく徒歩でJR築城基地に向かってみると、何だかコミケ終了後のゆりかもめ展示場正門駅を思わせる人の山!(笑)後で調べてみたら来場者は約5万人だったそうで、そりゃ混むわけだ。あまりの混雑に小倉行きの列車に乗るまでにどれくらいかかるかヒヤヒヤさせられましたが、予想に反してすんなり1608発の臨時列車に乗ることができました。 というわけで、管理人は1700頃に小倉に戻り、後はラーメン食ったりミスドに寄ったりして帰りのフェリーの出港時間までただひたすら暇潰しに明け暮れたのでした。今思えば、駅ビル内の本屋で『PLUTO』単行本でも買っておけばよかったかなぁと思います(笑) ちなみに、帰路のフェリーも往路と同じく10分早く松山に着きました。気になっていた駐車場代も予想に反して2,000円弱ですみました。 初めての出撃となった築城基地航空祭でしたが、概ね大満足の結果に終わりました♪ 欲を言えば来月の空自新田原基地の航空祭にも行きたいところですが、多分予算的に厳しいかも・・・ひとまず、気まぐれが起きない限りは管理人の2007年の自衛隊イベント巡りはこれで打ち止めになるかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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