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テーマ:ミステリはお好き?(1430)
カテゴリ:森博嗣
テレビドラマで見た,
森博嗣の「カクレカラクリ」(2006)を読み終わった。以下テレビと比較しながら書いているので,ついネタバレになるということも大いにありえるのでご注意を!! 放映から半年たたないうちに読めたのはラッキーだったが,順番としても「テレビ→本」でラッキーだったようだ。本を先に読んでいたらテレビを見たときに怒り狂っていたかも(笑) 読みながら,原作を手にしたテレビの制作陣が「コカコーラの出番が少ない!!」と喚きまくっているような場面をしばしば想像してしまったのだが,テレビ(日記は→こちらから)では,あの不思議な「べんばぁとん」を「発明」してうまく処理していた(笑) 本を読んで初めて気づいたのだが,カクレカラクリって「隠れカラクリ(絡繰り)」だったのだね!!! テレビを見たときは,隠れているカラクリ(人形)がどこにも出てこなかったことに,恥ずかしながら全く気づかなかった(笑) タイトルに限らず,テレビを見ながら「原作ではこうなっていないだろうな」と思っていたところがそうなっていなかったので,けっこう満足(微笑) 大切な書類が水車小屋で見つかるとか,ヒントになる「「風静蝶止」」が長年人々の目にさらされているとかは,絶対ないと思っていたが,やはり原作では違った。 さらに,「カラクリ」そのもの。 カラクリというとお茶を運ぶ人形が真っ先に頭に浮かんでしまうのだが,テレビの制作陣もそのシバリからは抜けられなかったようだ。 原作の仕掛けを「絵的に地味」と決めてしまったのだろう。 小さな人形が鳥居の梁の中央で動くだけで,視力2.0でなければ書いてある字も読めないというのは迫力に欠けると思ったのだろうなぁ…… 大掛かりな仕掛けで小さいものを動かすというところにものすごくダイナミックな感動があり,CGも使って表現すればけっこういい絵になったのではないかと,個人的には思うけれど…… でもまあ,最初にも書いたように,テレビもそれなりに楽しめたし,原作を読んでおもしろかったし,「1粒で2度おいし」かったな。 「暗号」はテレビを見ていたおかげで何とかわかったしね(笑) 原作で特に印象に残ったのは,石碑や鍵が磯貝機九朗オリジナルでなかったこと。 続けるためには「メンテナンス」が必要なんだという著者の声が聞こえてくるようだった。 森博嗣の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (森博嗣)からごらんください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 参加メンバー募集中だけれど本ブログのトラバの集積場所として,森博嗣ワールドもあります。→ ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所) こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 著者ホームページ:浮遊工作室 (ミステリィ制作部) 楽天ブックス 記事関連のオススメ日記 日々のあぶく(kiyu25さん) フォッカーといえば・・・・(ベローソフさん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/02/17 12:50:34 AM
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