カテゴリ:生の欲望の発揮
三浦雄一郎氏が人生後半を輝かせるために次の8点をあげておられる。
1、 自分自身のエベレストを持とう――生きる目標を見つける。 2、 攻めの気持ち、チャレンジ精神が日々を充実させる。 3、 人生はいつも今から――今をいかに充実させて生きるかを考える。 4、 「年だからダメ」といっていると本当にダメになる。 5、 何が起こっても前向きに捉える。 6、 できない理由を考えるのではなく、できることをやる。 7、 どんな時でも可能性を信じて前進する。 8、 夢を持ち、夢の実現のために全力を尽くす。 三浦雄一郎さんは39歳から54歳までに世界7大陸最高峰からからのスキーの滑降に成功している。 このなかにはエベレスト、南米のアコンカグア、北米のマッキンリー、アフリカのキリマンジャロなどが含まれている。 ところがその後、燃え尽き症候群にかかり、不摂生を繰り返して、内臓を壊し、医師から余命3年と宣告された。人口透析も視野に入っていた。 その頃は札幌の自宅近くの531mの藻岩山にも登れなくなったという。 この山は幼稚園児がキャアキャアはしゃぎながらなんなく登れる山だそうだ。 その後父親や息子から刺激を受けて、65歳からトレーニングを開始。 70歳、75歳、80歳でエベレストの登頂にそれぞれ成功している。 その間4度の心臓の手術をしている。 特に4回目の心臓手術は80歳のエベレスト登山出発の2か月前だったそうだ。 その他76歳の時には、骨盤と大腿骨骨折に見舞われた。 普通の人は骨がくっつかないかもしれない。でもそのたびごとに乗り越えてこられた。 三浦さんの人生は、決して順風満帆ではなかったのである。 85歳の目標はチョ・オユというヒマラヤで6番目の高い山だそうだ。 その山頂からスキーで滑ることだそうだ。後3年後だ。我々にはとてもまねはできない。 でも最初に紹介した、後半の人生を輝かせるための8カ条はとても参考になる。 夢や希望や目標は、心の健康維持にとってなくてはならないものなのではなかろうか。 (65歳からはじめる健康法 三浦雄一郎 致知出版社より引用) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.07.30 06:50:04
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