カテゴリ:生の欲望の発揮
広島東洋カープの堂林翔太選手が自分の好きな言葉を紹介していた。
乗り越えた壁は、自分を守る盾になる。 これは高校生の時に同級生から聞いた言葉だそうだ。 堂林選手は、2012年、144試合に出場して14本のホームランを打っている。 その後低迷して、今期はファーストでのレギラー争いに加わっている。 精神面では毎年護摩行に参加している。 技術面では、新井貴浩氏のアドバイスを取り入れてヘッドを前に変えた。 最近の試合では大きなあたりを飛ばしているので今期は期待している。 さてこの言葉ですが、株式投資の世界では、上値抵抗線というものがあって、いいところまで行くのだが、その抵抗線に到達すると、いつもそこを突破できないで下がり始める。 それが何度も繰り返される。ところが、何かをきっかけにして、その上値抵抗線を突破してしまうことが起こる。 すると、今まで上値抵抗線は下値支持線に変わってしまうというものです。 下値支持線というのは、そこまで下がっても、そこから逆に反発するという抵抗線です。 同じ場所にある境界線でも意味が全く違います。 堂林選手の好きな言葉はこのことを言っているのだと思う。 何度チャレンジしても失敗続きで跳ね返される。 自分の能力では無理だ。自分は何をやっても失敗ばかりだ。 世の中は自分に対して冷たいことばかりする。 投げやりになって、それに向き合うこともしなくなる。 普通はそういう人が多いと思います。 ところが、何回失敗しても、何回跳ね返されても、手を変え品を変えてあきらめない人もいます。そしてついには、どうにもならないと思っていた壁を乗り越えてしまう。 するとそれが自信になる。チャレンジすればできるという前向きな気持ちも生まれてくる。 さらに次の目標に向かう足がかりができる。 つまり乗り越えた地点が出発点に変わるのである。 エベレスト登山でいうと、ベースキャンプが上に向かって移動したという事です。 乗り越えるべき壁は、神様から与えられたギフトのようなものだと思います。 簡単に乗り越えられるような壁は、壁とは言えません。 努力しないと乗り越えることができないような壁を持っている人は幸せな人です。 神様は自分に乗り越えられないような課題は与えないと聞いたことがあります。 チャレンジをあきらめて楽な道を選ぶことも可能ですが、人生の醍醐味を味わうことができません。神経症で苦しみ、のたうち回っている人は、きっと乗り越えることができる課題を与えられているのだと思います。 その途中で森田理論に出会いました。これを深耕して、神経症を克服していきましょう。 さらに、森田理論は神経質性格者の生き方を提示してくれていますので、それも併せて学習して身に着けていきたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.03 23:45:00
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