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森田理論学習のすすめ

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2022.05.06
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カテゴリ:生の欲望の発揮
歌謡曲に「勝つと思うな、思えば負けよ」というのがあります。
ボクシングで世界チャンピオンになった人の話を聞くと、そんな気持ちでは世界チャンピオンにはなれないといいます。
「オレは世界チャンピオンになるんだ」「勝てるはずだ」というしっかりしたイメージを持てた人しかチャンピオンにはなれない。

夢や目標の実現を頭の中で明確にイメージできることは勝敗の行方を支配する。
「今回の挑戦者は飛び切り強いので負けるかもしれない」という弱気の気持になると、脳の中がドパミン主導の報酬系回路から、ノルアドレナリン主導の防衛系回路に切り替わる。
防衛系回路に支配されると、勝たなければならないと自分を叱咤激励しても、やる気の脳である側坐核を始め、快楽神経系(A10神経系)、決断を下す前頭前野が休眠状態に入るので、笛吹けど踊らずになる。
こんなはずはないと慌てふためくような心理状態では勝ち目が薄くなる。

相手が「なんとしても相手を倒して、チャンピオンベルトを国に持ち帰るのだ」という心理状態にあると、同等の力関係の場合は大きなハンディを背負うことになる。
勝負に勝つためには、頭の中で成功した姿をはっきりイメージできることがいかに重要かということです。

受験指導に携わってきた西田文郎氏は「NO.1理論」(現代書林)という本の中でこんな話をされている。
私が知る範囲では「自分は東大に合格できる」と思わないで、東大に合格した学生はいません。元々合格できる実力があったから「合格できる」と思えたのではないのです。
「合格できる」と自分を信じて努力したから実力がついた。
「挑戦することは無謀だ、どうせ無理に決まっている」と考える高校生は、「私なら合格できる」と思っている生徒ほど真剣に努力しなくなってしまうのです。

トップになりたい、自分ならトップになれると思わない人は、天地がひっくり返ってもトップにはなりません。
幸せな家庭を築こう、私なら築けると思えない人が、円満で幸福な家庭を作った例はないのです。

西田さんは女性にもてるほうだといわれる。
客観的に見ればガリガリにやせて、禿げているのでもてるタイプではない。
それでも自分はもてると思い込んでいると、飲み屋に行っても不思議ともてる。
もてると信じているので、他人が気後れするような美人とも平気で話ができる。
そうなると、美人と楽しくしゃべるために面白い話の一つでも仕込んでおこうと努力する。女性との会話も上手になるし、話題も豊富になり、実際にモテモテになってしまうのです。

しかし髪が薄くなったことに悩んで、「これでは女性にもてない」とマイナス思考になっていたら事情は全く違っていたでしょう。
「異性に好かれない」と自信喪失している男に、好意を抱く女性は絶対にいません。つまり人間は、自分が思う通りの現実を生きるということです。
(同書32ページ参照)

自分の脳に実現可能な達成イメージを抱くことができた人は、それを実現するために脳が総力を挙げてバックアップ態勢を敷いてくるということだと思います。
目標達成のためには、成功した姿をイメージした写真やイラストを机の前に貼りつけて置くことが有効です。





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Last updated  2022.05.06 23:50:19
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