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テクノナショナリズムに目覚めた12-R4


2021.02.27
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カテゴリ:歴史
図書館で『コロンブスの図書館』という本を、手にしたのです。
先日『図書館超活用術』を読んだばっかりで、この本のタイトルに反応したわけです。



【コロンブスの図書館】


エドワード ウィルソン リー著、柏書房、2020年刊

<「BOOK」データベース>より
1539年、スペイン・セビーリャー世界最高の図書館をつくりあげたのはコロンブスの息子だった。あらゆる分野におよぶ蔵書は、ヨーロッパ一の規模を誇り、さらにその図書館には驚くべき“仕掛け”があったー。持ち主の名はエルナンド・コロン、コロンブスの私生児である。15世紀半ばのグーテンベルクの印刷革命から100年足らず、ルネサンス、宗教改革、大航海時代の最前線で世界のありとあらゆる情報を集めて目録化しようと試みた書物狂の知られざる物語。

<読む前の大使寸評>
先日『図書館超活用術』を読んだばっかりで、この本のタイトルに反応したわけです。

rakutenコロンブスの図書館



第2部「絵であらわされる言語」を、見てみましょう。
p141~142
<第2部第6章 靴と船と封蝋> 
 新世界を離れて5年後の1509年8月15日、エルナンドはふたたびエスパニョ-ラ島のサント・ドミンゴにいて、この島で最初にできた通りにある総督公邸の一室で21歳の誕生日を祝っていた。オマサ川を臨む砦から、公館が次々に建造されているエリアまでをつなぐフォルタレサ通りに建つこの公邸は、エルナンドと父がジャマイカでの苦しい体験から立ち直るために滞在したまさにその場所だった。

 サント・ドミンゴに最初につくられた建造物の多くは消滅し、スペインによる支配が強固になるにつれて石造りの堂々たる建物に取って代わられたが、エルナンドの部屋は、すべてをリスト化したいという彼のやむにやまれぬ衝動により、琥珀に閉じ込められた蝿のようにそのまま残されていた。

 誕生日のあとまもなく、彼は自分の部屋を見回し、最も貴重な所有物から金銭的価値は高くないがこの環境で生きのびるのに必要な品にいたるまで、新世界での生活のために持ってきた品物をすべて網羅した目録をつくった。

 こうして挙げられた、エルナンドの部屋にある品々を見ると、過去に類を見ない品揃えだ。この時代の目録は遺言書の形で残っているものがほとんどで、故人が譲るに値すると思った財産のみが挙げられており、当然ながら、この世で手に入れた物の大部分が除外される。だがここでもまた、エルナンドの目は大抵の人が取るに足らないと考える品々をみごとなまでに見過ごさず、それらを目録にまとめることで、植民地時代初期のカリブ海地域と、彼がそこで送ろうとしていた生活の手がかりにあふれた静物画を我々に残してくれたのである。

 目録の下のほうには、エルナンドの几帳面な細かい筆跡で次のようなものが書き込まれている。弾丸をつくる鋳型、帆布製の靴八足、柄と鞘のあるナイフが数本、顔当て付き兜がひと頭、白と薄茶色の糸、鍵が二つある南京錠一つ、大量の釘、そして工具がいくつか。紳士の所有物にこういった工具類が混じっているのは不思議に思えるが、エルナンドは前回の初航海で金物のありがたみを学んだのだろう。フナクイムシに食われた船を放棄する前に、父コロンブスが釘さえも取っておこうとするのを見ていたのだ。

 新世界を訪れるスペイン人は柔らかで混じり気のない黄金を見つけることしか頭になかったが、カリブ海で生死を分けたのは、じつは彼らが携行した加工鉄だった。このように目録の終りのほうからは、困難や危険、そして新天地で一から築く生活に備えようとしているイメージが伝わってくるが、リストの上のほうに目を転じると印象が変わり、より洗練された道具類が並んでいる。

 たとえば、羽ペン4ダース、小さなリンゴほどの大きさの樹脂細工の魚、クラヴィコードの弦、絵を描くための硫黄やその他の顔料の塊、弓の弦など。この弓の弦が身を守るためのものだったのか、それとも少しは狩りをしてみようと思ったのかは定かでない。しかし、彼が新世界において植物を育てたり利益を出したりするだけではなく自分自身の芸術的才能をも養おうとしていたのは、他の道具を見れば明らかだ。


『コロンブスの図書館』4:シパンゴ(日本)への到着
『コロンブスの図書館』3:コロンブスとスペイン王室の関係
『コロンブスの図書館』2:エルナンド・コロンの幼少期
『コロンブスの図書館』1:プロローグ
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Last updated  2021.02.28 23:53:47
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