映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

全56件 (56件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 >

韓国映画

February 24, 2020
XML
カテゴリ:韓国映画
みなさん、こんばんは。今話題の映画パラサイト 半地下の家族を見ました。ちょうど監督と主演のソン・ガンホが来日中ですね。

パラサイト 半地下の家族
Parasite

出演
ソン・ガンホ イ・ソンギュン

監督&脚本
ポン・ジュノ

カンヌ国際映画祭パルムドール
アカデミー作品賞&監督賞&脚本賞&国際長編映画賞
ゴールデングローブ外国語映画賞

 半地下住宅に住むキム一家は全員失業中で、日々の暮らしに困窮していた。ある日、たまたま長男のギウが家庭教師の面接のため、IT企業のCEOを務めるパク氏の豪邸を訪ね、兄に続いて妹のギジョンその家に足を踏み入れる。

 韓国旅行に何度か行き、ボランティアガイドとプロのガイドを頼んだことがある。ボランティアガイドはリタイアメントした初老の男性で、江南に家を買ったと言っていた。プロのガイドは5年前に40代後半だったが、ツアーの入った時にだけ契約を結ぶ不安定な雇用だった。初老の彼が退職した頃と40代の男性が不安定な雇用に入った時期は一致している。IMF通貨危機である。海外支援を得るために、韓国政府は構造改革を進めることを約束し、現在に至る大企業優先の方針が取られた。中小企業は軒並み潰れ、リストラが頻繁に行われ家父長制で父が持っていた権威は地に落ちた。

 本編に登場する二組の家族は日本で言うところの分かりやすい勝ち組と負け組だ。序盤はひょんなことからチャンスを手にしたギウ、目の利くキム家の長女のアイデアが次々と当たり、負け組一家がうまく世渡りしていくコメディだ。確かにコメディは間口を広くして観客を呼ぶにはいい。後からどんな事が起こって「えっ、こんな類の話だったのか!」と逃げ出そうと思っても、その頃にはどっぷり映画に浸かっているアリジゴクのような映画だ。

 私達日本人から韓国と言えば「キムチの匂い」なのだが、韓国の中では匂いにも格差があるらしい。確かに匂いは遮断するものがなければ容易くどこへでも入り込む。同様のものが水だ。水は高きから低きに流れ、どん底まで行けば溢れ出す厄介な代物だ。しかし高き場所でしか暮らさない人からすれば、時折降る大雨ですら、湿気があっていい天気になる恵みの雨になる。同じ現象であっても、同じ韓国人であっても、境遇によって全く異なる感想を抱く。一致団結して軍事政権に立ち向かい、民主化を実現した韓国国民は、日本からすれば些か羨ましい。しかし、裏ではじわじわと格差が広がっており、何かのはずみで両者の衝突を招きかねない一触即発の事態が進んでいるのだとしたら、それは何とも恐ろしい。

 ネタバレ禁止令がパンフレットで2頁に亘り書かれている念の入れようだった。








最終更新日  February 24, 2020 06:39:15 PM
コメント(0) | コメントを書く


November 28, 2019
カテゴリ:韓国映画
みなさん、こんばんは。1997年韓国に通貨危機が起こったのを覚えていますか?
その時のことを映画化した作品
国家が破産した日を見ました。

国家が破産した日
Default

出演
キム・ヘス ユ・アイン ホ・ジュノ ヴァンサン・カッセル

  1997年の韓国。韓国銀行のハン・シヒョンが通貨危機を予測し政府は非公開の対策チームを招集するが、国家の破産までわずか7日に迫っていた。同じころ、危機の兆候を独自に察知した金融コンサルタントのユン・ジョンハクは、一獲千金をもくろむ。一方、町工場の経営者ガプスは、大手百貨店との大型取引を手形決済の条件で引き受ける。

韓国を震撼させた1997年の通貨危機の裏側を暴いた、史実に基づくドラマ。史上最悪の通貨危機に立ち向かった人々を描く。

理性の人、情の人、どんな時でも韓国の事を考える理想の人を体現するのがキム・ヘス演じるハンン・シヒョン。リーマンショックを予測して大儲けしたアメリカ映画『マネーショート華麗なる大逆転』の男達のように、韓国破産に賭けて大当たりする人―危機をチャンスに変える人の代表がユ・アイン演じるユン・ジョンハク。最後まで政府によって情報を隠された事により、対応が後手後手に回り、最も大きな痛手を被る庶民代表がホ・ジュノ演じるガプス。

“立ち向かう”とあるが実際にはほとんどの人は危機に負けた。韓国は一度破産してIMFに助けを求めたのだ人はウォンを売るのでウォンの値打ちがどんどん下がりまともな貿易ができなくなる。聡い人はドルに換える。困った人々が売る土地や家を雀の涙のような金額で買い叩く。以後、韓国では土地の再開発が始まる。。IMFは資金援助をするがこれは紐付きの金だ。金を出すなら口も出す。韓国の社会構造にまで口を出しドラマや映画で何度となく叩かれる大企業の台頭、政治がらみの汚職はここから拡大する。

隣の国の物語、他山の石ではない。日本の借金も膨れ上がる一方なのに、見せかけの豊かさに目を晦まされて拡大する一方の国家予算に誰も危機感を抱かない。円の値打ちが下がることなどない、日本の国が倒れることなどない、と無責任な自信によって未だ国際はほとんど国内で買われているが、日本にも“その日”はやってくる。映画のラストで生き残ったユン・ジョンハクの教訓は国家を信じないことだそうだ。さて、日本はいま、どれほどの国民に信じられているのか。








最終更新日  November 28, 2019 02:43:45 PM
コメント(0) | コメントを書く
October 29, 2019
カテゴリ:韓国映画
みなさん、こんばんは。テコンドー協会がもめてましたが総辞職しましたね。

ジョニー・トー監督の映画のリメイクになる
韓国映画毒戦 BELIEVERをみました。 

毒戦 BELIEVER
BELIEVER

監督
イ・ヘヨン

脚本
チョン・ソギョン

出演
チョ・ジヌン キム・ジュヒョク チャ・スンウォン リュ・ジュンヨル

  巨大な麻薬組織を率いる存在ながら、全てが謎に包まれている麻薬王・イ先生の足取りを追う麻薬取締局のウォンホ刑事は、何一つ手掛かりがつかめずにいた。ある日、麻薬製造工場が爆破され、ラクという生存者が発見される。ウォンホは、組織に見捨てられてしまったラクと組んで潜入捜査をしようとする。

 ジョニー・トー監督のオリジナル「ドラッグ・ウォー 毒戦」はまず逃げて来るテンミン(のち警察に協力=本編ではラク)から映画が始まるが、韓国版は刑事視点から。視聴者が最初に感情移入する相手は大抵最初に出て来る相手である。まあ例外はあって、あまりにもえげつない悪人だった場合はこの通りにはならない。

 さて、本編は後出しでもラクに同情が集まりそうだ。爆弾を仕掛けられた建物の唯一の生存者で組織には捨てられたも同然。でありながら、尋問に何一つ答えなかったのに、同じ爆発事故で重傷を負った犬について言われると反応する。「コンテナに入って韓国にやってきた」という事情を聞けばますます可哀想で、韓国に来た時からドラッグが周囲にあったのならこの世界に入ったのもやむを得ないことだ、と誰もが思うはず。

 だが、この映画では総てが騙し合いだ。何せ刑事自身が潜入捜査で悪人たちを率先して騙しに行く。中国のバイヤーには組織の重役に、重役には出会ったばかりの強烈な中国のバイヤーの振りをしてイ先生に一歩一歩近づいていく。死刑を免れるために必死だった香港版と異なり、韓国版ラクはその年齢にしては落ち着いている。むしろ、生い立ちが影響しているのか全てを諦めているかのようだ。だから「僕を信じますか?」などと聞かれたウォノ刑事がほだされてしまうのだ。

 香港版より韓国版の親玉の方が数段格が上でクレーバーだ。それでも泥臭い刑事は、いや、刑事だからこそ正体に気が付いてしまう。敵同士ながら共感とも友情ともつかない関係が描かれるといつも思い出す逸話がサソリと蛙の物語だ。どちらも本性を変えることはできない。変えることは死に繋がるから。


毒戦 BELIEVER [ チョ・ジヌン ]​​楽天ブックス







最終更新日  December 28, 2019 11:00:23 AM
コメント(0) | コメントを書く
September 19, 2019
カテゴリ:韓国映画
みなさん、こんばんは。ラグビーワールドカップの開催が近づいているため
それ絡みの番組が多いですね。

今日で韓国映画の紹介も終わりです。

特別捜査 ある死刑囚の慟哭
PROOF OF INNOCENCE


出演
キム・ミョンミン キム・ヨンエ シン・グ イ・ハヌィ イ・ムンシク ソン・ドンイル
キム・サンホ

監督&脚本
クォン・ジョングァン

 暴力事件を起こして職を追われた元警察官のピルジェは、現在は犯罪者に弁護士を紹介する法曹ブローカーとして成功していた。ある日、ピルジェは死刑囚のスンテから、自分は罪を犯していないという内容の手紙を受け取る。スンテは仁川を牛耳る財閥企業デヘ製鉄の夫人が殺害されたユン・ジャリム事件の犯人として逮捕されていた。事件を担当したのはピルジェを騙してクビに追いやったヤン刑事であり、彼に復讐するため事件の真相を暴こうとする。しかし事件の背後には、想像をはるかに超える闇が広がっていた。

 デヘ製鉄の事実上の総帥は会長夫人であり、画面に登場しないが夫は婿養子のような扱いだ。殺されたデヘ製鉄の婦人は会長夫人にとっては「贅沢させてあげてるのに生活に我慢ならないと言い出す我儘な嫁」であり、嫁が死ぬと独立志向を示していた会長もあっさり大人しくなるので、本当に存在感がない。家つき娘なのだろう。会長夫人を演じるのはこれが遺作となったキム・ヨンエ。自分のために誰が傷つこうと気にならない。自分の前に立ちはだかるものは全て取り払われるべきだと考えているが、自分が手を汚すとは一度も考えていない。彼女に忠実に従うパク所長と、法的な事はすべて取り仕切っているファン検事が全て彼女の代わりに片づけてくれる。だから自分は庶民と触れ合うことなどないし、触れられるのも汚らわしい。スンテの娘が酒をみやげに邸宅を訪ね、階段から落ちそうになった時、のばした手を振り払ってしまう場面など象徴的だ。

 だから彼女にはなぜピルジェが「他人のために一生懸命になる」のかわからない。彼女にとって他人は利用するだけの存在でしかないからだ。財閥はドラマでも映画でも常に悪役だが、ナッツ姫の例を見るまでもなく、実際罪に問われてもすぐに出てきてしまうのだろう。だから庶民は何度でも、架空の財閥がこてんぱんにやられる姿を見たがるのだ。そして健気な父と娘がひっしと抱き合う姿を見て、正義は必ず勝つはずだという思いを噛みしめる。



特別捜査 ある死刑囚の慟哭 [ キム・ミョンミン ]​​楽天ブックス







最終更新日  September 19, 2019 12:08:26 AM
コメント(0) | コメントを書く
September 18, 2019
カテゴリ:韓国映画
みなさん、こんばんは。千葉の停電は27日頃復旧とか。随分かかりますね。
今日も韓国特集です。
北と南って仲が悪いように見えて、ええ?みたいな史実が明らかになります。

ファン・ジョンミンさんの最新作の映画工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男
を映画館で見ました。

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男
The Spy Who Went North

出演
ファン・ジョンミン 大鐘賞主演男優賞
イ・ソンミン チョ・ジヌン

監督
ユン・ジョンビン

 1992年、軍人のパク・ソギョンは北朝鮮の核開発の実態を把握するため、コードネーム「黒金星」という工作員として北に潜入する。3年にわたる慎重な工作活動の末、彼は北朝鮮高官や上層部と確固たる信頼関係を築く。しかし1997年、大統領選挙をめぐる祖国と北側の裏取引によって、命懸けで行ってきた工作活動の意味がなくなってしまう。

 リアルタイムでこの時代はニュースを見ていて金大中氏は大統領に”なるなる”と言われながらなかなかならず、“もうならないんじゃないか”と思われた時になった不屈の人のイメージが強かった。影響が大きすぎて殺せないけど与党側には厄介な人、ネルソン・マンデラみたいな。日本で誘拐されたのも記憶に新しい話。

 その”なるなる”と言われてなかなかならなかった事情が、この映画で明かされていた。まさか”そちら”と手を組んでいたとは。そういえば敵の敵は味方なのだった。いつの時代も、どこの国も。

 ファン・ジョンミンは純朴で疑うことを知らない庶民の役も強面ヤクザの役もできてしまう俳優。今回は映画の中でも“演じ”なければならない。本当の事を言っている時と、その場しのぎの話をしている時とで視線の向きが違う。気のいい実業家を演じている時はほぼ笑っているし視線を合わせないので黒目が見えない。しかし危機に見舞われた際や本当に相手に訴えたい時には目を見開いている。黒目の先が見えないということは、何を見ているのか相手にわからないということだ。ファン・ジョンミン氏は実際の黒金星にも逢ったそうだが、目を合わせても何を考えているか全くわからなかったらしい。

 彼の見つめる先にいるイ・ソンミンが良かった。将軍様とサシで話せる間柄で、外貨獲得係にして将軍様の最期の防波堤であるリ所長。彼のチェックを通った人だけが将軍様と面会できる。スパイにも慣れているはずの彼が黒金星と共に、今は異なる祖国を救うために起ち上る場面は素晴らしい。目を合わせて話せない将軍様より目を合わせて話す黒金星を信頼し抜く。安企局が捨て駒にしたソギョンを拾ったのも彼だ。お互いに国を想っているのに、その国は時に彼等を害し、存在すらなくそうとする。国家に翻弄されても自分の核をきっちり持って筋を通そうとする姿が美しい。

 ラストは一枚の写真の理由がゆっくり明かされる『JSA』に似ていると思った。とことんシリアスで攻めながら最後に情で泣き落としにかかる。国家の犯罪をエンタテインメントとして仕上げて来る。韓国映画のクオリティにはかなわないな、と思う。


工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス) と呼ばれた男【Blu-ray】 [ ファン・ジョンミン ]​​楽天ブックス







最終更新日  December 28, 2019 10:53:51 AM
コメント(0) | コメントを書く
September 17, 2019
カテゴリ:韓国映画
みなさん、こんばんは。今週は短いから楽ですね。
でも千葉の停電&断水が続いてますね。

今日も韓国特集です。
昨日に引き続きファン・ジョンミンさんが主演している映画になります。
ユ・アインのモデルはナッツ姫だとか。

ベテラン
Veteran

出演
ファン・ジョンミン ユ・アイン オ・ダルス

監督&脚本
リュ・スンワン

 広域捜査隊所属の刑事ソ・ドチョルは、長きにわたり追跡してきた事件をようやく解決したばかりだった。そんな折、彼はパーティーで怖いもの知らずの財閥3世チョ・テオと出くわす。ある事件を追っていたドチョルは長年の勘で、その事件の背後にテオがいると感じるが……。
ナッツ・リターン事件やロッテのお家騒動など、韓国の財閥の子息らの傍若無人な振る舞いが話題となった世相も反映して観客動員数が1,300万人を超えた。 タブーとされる財閥の横暴に立ち向かう刑事の姿に迫る。

 “韓国社会の財閥の裏側に切り込んだ快作”と惹句にはあるが、いやぁえげつない。いい男の子の役も演じられるのに、ユ・アインがゴーマンかましまくり。自分より遥かに年上のドチョルに対しても、従兄にして自分の側近についているチェ常務に対しても、生まれながらにして銀のスプーンくわえてきた「お前たちとは人種が違うんだよ、人種が」感がすごい。こんな人本当にいるのかと思ったら、財閥系列企業の運転手ペがテオに暴行を加えられるエピソードは、SKグループ創業者の甥である崔哲源が系列企業のトラック運転手に殴り代と称して金を支払い金属バットで13回殴った事件をもとにしたものだとか。いるんだ…。

 そんな財閥御曹司が、庶民の代表で冴えないドチョルにこてんぱんにやられ、手錠をかけられるシーンを見るために、韓国国民は映画館に行く。これだけ財閥に対するうっ憤が溜まっているのは、先のモデルとなった事件の判決が、二審で執行猶予というやわなものだったことも起因しているのかもしれない。テオは逮捕されてもふてぶてしい表情を浮かべていたが、彼等のような何代も続く財閥の力を無視できないアジアの小国韓国の現実をよく知っているからだろう。何度叩いても蘇る財閥のしたたかさを何とかしたいと思いながら、国力を上げるためには頼らざるを得ないジレンマがある限り、こうした映画の需要は絶えることがない。



ベテラン【Blu-ray】 [ ファン・ジョンミン ]​​楽天ブックス







最終更新日  September 17, 2019 06:02:07 AM
コメント(0) | コメントを書く
September 16, 2019
カテゴリ:韓国映画
みなさん、こんばんは。MGC見ていましたか?すごかったですね。

今日から韓国特集で映画と小説を紹介します。
まず映画から、ファン・ジョンミンが出演している映画を紹介します。

国際市場で逢いましょう
ODE TO MY FATHER

出演
ファン・ジョンミン キム・ユンジン オ・ダルス

 朝鮮戦争中、港で妹とはぐれてしまったドクスは、妹を探しに行く父親から「「今からお前が家長だ。家族を守ってくれ。 」と家族を託される。ドクスは、母親と2人の妹弟と一緒に避難民として釜山の国際市場で叔母が経営している小さな露店「コップンの店」に身を寄せることになる。だ幼いながらも家長として家族を守ることを心に誓った彼は、自分のことは後回しにしていつも必死に働いてきた。その後、西ドイツの炭鉱で働き、ベトナム戦争に従軍するなど、ドクスは何度も命の危険にさらされる。

第二次大戦でようやく日本の支配を離れ、平和が訪れたかと思いきや、中国とアメリカの代理戦争に巻き込まれ、現在に至るまで半島が真っ二つになってしまった朝鮮。当初は中国軍の支援を得た北朝鮮が有力で、釜山に逃げてきた民が開いたのが、現在に続く国際市場である。

ドクスの現在と過去が交錯して描かれ、彼が頑として店を手放そうとしない理由について明かされる。船長になるという夢を抱いたドクスは二度資格を得るが、その度に家族を優先したため、遂に夢を叶えることができなかった。ドクスが遠く西ドイツの鉱山やベトナムに出稼ぎ&兵士として行くシーンがある。前者はわざわざ朝鮮半島まで人を募らなくてもと思うのだが、よほど人件費が安く済んだのだろう。他国のために危険な地に送られ、やがて傷つくドクスは傷ついた朝鮮半島そのものなのかもしれない。

家族のために尽くしてきたドクスの腐れ縁・ダルグはどうやら一人っ子のようだ。身軽なのだから、アメリカでもどこへでも行けばいいと思うのに、ドクスの後を追って西ドイツやベトナムについてくる。西ドイツではその気もないのに看護寮の舎監と一夜を過ごし、ベトナムでは救った女性と結婚という、女性運についてはなかなかいいものを持っているようだ。名脇役オ・ダルスが演じている。また、釜山でドクスらがすれ違う人として現代財閥創始者鄭周永、デザイナーアンドレ・キムなど実在の人物が登場する。これには何か意図が?



国際市場で逢いましょう 【Blu-ray】 [ ファン・ジョンミン ]​​楽天ブックス







最終更新日  September 16, 2019 03:31:43 AM
コメント(0) | コメントを書く
June 27, 2019
カテゴリ:韓国映画
みなさん、こんばんは。TVドラマきのう何食べた?で初のゲイ役を演じている西島秀俊さんが韓国俳優と共演した映画を紹介します。



ゲノムハザード ある天才科学者の5日間
Genomehazard

監督&脚本
キム・ソンス

出演
西島秀俊 キム・ヒョジン 真木よう子 中村 ゆり 伊武 雅刀

  ある日、石神は自宅で殺害された妻を見つけてわれを失うが、いきなり鳴り出した電話の音で現実に引き戻される。電話に出ると通話の相手は死んだはずの妻で、彼は混乱したまま警察を装った男たちに追われることに。そんな彼に正体不明の女性記者や、彼の妻をかたる謎の女性らが近づいてきて……。

 意欲的に海外の監督作品にも出演している西島秀俊が、『美しき野獣』のキム・ソンス監督と組んだサスペンスアクション。司城志朗原作のミステリー小説「ゲノムハザード」を映画化。

この前のNHKドラマ「マリオ~AIのゆくえ~」でもそうでしたが、海外の監督も西島さんの使いどころを心得ているというか。線が細そうに見えて脱いだら上半身の鍛えっぷりが半端なく(笑)アクションもこなせる。見た目と実際のギャップが魅力だとわかってるんでしょう。彼に線の細さがあるので、いきおい対峙するヒロインはマニッシュでなくてはいけないようです。真木よう子さんも「SP」「MOZU」でアクションをこなしていますし、キム・ヒョジン演じる記者も女性の魅力で取材するタイプではなさそうです。但し今回真木さんはアクション場面がありません。海外映画でも伊武さんは悪役顔なのか。すわ国家の大物と繋がってるのか?と思いましたが、壮大な陰謀と思わせておいて、動機はちょろかったです。

狙ったのは「ジェイソン・ボーン」シリーズかもしれませんが、あいにくサブタイトルで既にネタバレしてます。二つの国から追われている天才科学者にしては驚くほど監視されてなくて、単に科学者&イラストレーターとしての経験しかない素人がすぐ追っ手を播いてしまうのは変でしょう。あれほど大事なものを持っているのならば、すぐわかるGPS機能一つではなく、もっと大掛かりな捜索網でもよかったのに。




ゲノムハザード ある天才科学者の5日間【Blu-ray】 [ 西島秀俊 ]​​楽天ブックス








最終更新日  June 27, 2019 06:16:22 AM
コメント(0) | コメントを書く
March 4, 2019
カテゴリ:韓国映画
みなさん、こんばんは。
東京マラソンは雨の中実施でしたね。山中センセイすごいです。

韓国特集も最後です。
実話をベースにした映画です。韓国って島が結構多いですね。

奴隷の島、消えた人々
NO TOMORROW

天然塩の生産地として知られる離島で起きた殺人事件のニュースが韓国内を駆け巡り、人々に衝撃を与える。さらに一般市民を驚かせたのは、塩田関連施設で知的障害のある人たちが人身売買により奴隷並みに強制労働させられていた現実だった。さらに事件を追っていたテレビ局の記者ヘリは、意識不明となってしまう。

 韓国人の方が日本人よりよほど情が濃いと思う場面に度々遭遇するが、それと同じだけ、彼等の方が我々よりも残酷だと思う場面を見る。幸いにして、残酷な場面というのはニュースやフィクションで、民間レベルで接する韓国の人達は激昂することも冷徹な一面を見せることもない。

本編は「トガニ」同様実際の事件をベースに描く。2014年2月6日に発覚した大韓民国全羅南道新安郡にある島、曽島の塩田における知的障害者への奴隷・人身売買・搾取事件ー新安塩田奴隷労働事件である。知的障害者が、違法な職業斡施業者に誘われて離島の塩田に奴隷として送り込まれ、劣悪な環境と周囲の黙認の下で長期間に渡って救出もされずに奴隷的労働をさせられていた。

冒頭は「既に何かが起きてしまった」所から始まり、評論家三人が討論する番組によって概要を知らされる。評論家達をまず登場させたのは、「事前情報を持たずにこの事件を見る人達が、どのような見方をするのか」という視点と、ある疑いを持って島に入ったヘリの視点を比較させるためだ。ヘリは、塩田で知的障碍者が給料も払われず、過酷な労働環境のもと働いているという情報を得て、同僚一人をつれて離島に向かう。

ヘリはほとんど、同僚カメラマンが持つ、安定しない手持ちカメラの映像で撮られる。映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のようだ。女優はすっぴんで、まるでドキュメンタリーを見ているような感覚になる。異物であるヘリ達は「塩づくりを取材に来た」とは言うものの、留守に勝手に作業場に入ったり随分と危ないことをしているので、関係者や島の人たちにすぐ不審がられてしまう。猪突猛進のヘリが、身の危険を冒してまで塩田の労働者にこだわるのかは、同僚カメラマンの台詞で少し紹介されるが、彼女自身が内面吐露する場面はない。

 史実を忠実になぞれば、本編は「知的障碍者を不当に働かせていた問題」の告発がテーマになるはずだったが、フィクションの要素―冒頭の事件を入れてしまったため、「この事件の真相は何か」という謎の方が告発よりも前に出てしまった。


奴隷の島、消えた人々 [ パク・ヒョジュ ]​​楽天ブックス








最終更新日  March 4, 2019 12:08:20 AM
コメント(0) | コメントを書く
March 3, 2019
カテゴリ:韓国映画
みなさん、こんばんは。自由が丘って東京にあると思ってます?この映画の自由が丘は意外な場所にあるんですよ。

韓国映画自由が丘で​を見ました。

自由が丘で​
HILL OF FREEDOM

出演
加瀬亮 ムン・ソリ チョン・ウンチェ ユン・ヨジュン

監督&脚本
ホン・サンス

 歳上の韓国人女性クォンに好意を抱くモリは、彼女を追ってソウルを訪れる。しかし彼女はどこにもおらず、日記に似た彼女への手紙を書くことに。クォンはどこにいるのかと考えながらソウルの街を歩き回る中、同じ宿に泊まっているサンウォンと親しくなり毎晩のように酒を酌み交わす。また迷子の犬と遭遇したことで、モリはカフェ「自由が丘」の女主人ヨンソンとも親密になっていき……。

 モリを演じる加瀬さんがモテモテ。自ら書き上げた脚本があるにもかかわらず、俳優やスタッフにも撮影当日の朝にならないと見せないらしい。てっきり自然な俳優たちの演技は全てアドリブなのかと思っていた。ホン・サンス作品は女性に振り回されてちょっと頼りない男性が出てくるのだけれど、今回も加瀬さん演じるモリは待っている彼女がいながらムン・ソリ演じるカフェの女主人に流されます。

 映像が交錯してちょっとわかりづらいのですが、まず冒頭、クォンがとあるカフェで手紙を読んでいる。その手紙の内容が過去として時々出てくるという構造になっています。手紙を途中でクォンが落としてしまったので過去の映像も時系列順にはなっていません。手紙を読んでいるので、クォンはヨンソンとモリの関係を知っているはずですが、客と女主人としての関係を崩しません。映像をずっと見ていると、全て現実の事でもなさそうで、途中で夢オチも出てきます。なので、どこまでが本当の事なのか?というのを煙に巻いています。全部が夢オチというのもありそうです。

 韓国の鐘路あたりの様子が知りたい人にはいいでしょう。あんな感じで路地があって知らない人は迷います。












最終更新日  March 3, 2019 09:26:48 AM
コメント(0) | コメントを書く

全56件 (56件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 >

PR


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.