テーマ:*葬*のマナー(1)
カテゴリ:おつきあい・マナー・ともだちとか
先月、御葬式が二つありました。予期せぬ別れ、予期せぬ悲しみのイベントです。全く突然のケースが多い中、相手に失礼を与えては大変です。いつもあわててしまいます。不祝儀袋を用意するのは?と思うけど、薄墨ようのふでペンは用意しています。
ケースも様々です。長く介護をされたお年寄りの大往生だったり、大切に育てていた子どもだったり、働き盛りの大黒柱だったりその配偶者だったり、全くのおつきあい上の方だったりと、その方の死と向かい合うケースは様々です。 先日も自分自身、困ったのが、通夜と告別式どちらに行くべき?かということ。勝手に夜がいいわと自分のスケジュールで決め手よいものかということですよね。 その前に、恥ずかしいのですが知らなかったことが多かったのです。(興味がなかったたいえばそれまでです) 故人が、生きている人とお別れをするのが、葬式。え?なくなった人が?告別式は、生きている人が故人にお別れを告げる式。通夜は、心臓が止まっても24時間まだからだの細胞が完全に死んでいない状態のかたと最後の夜を過ごすこと。死の宣告を受けても未だ24時間はからだのどこかの細胞が生きている。(すごい発想)だから、昔は通夜に喪服は着ない。(ほー)通夜ぶるまいも、断わっては失礼(何だか悲しみの席で食事なんかいただけませんよね)、この世で故人とする最後の食事だから。だからこのへんの土地では、病気見舞いという(あの赤いのしの祝儀袋)のを用意するのですね。”未だ死んでいないという発想だから”これが不思議だったんです。亡くなったのに祝儀袋ですよ?へんじゃないですか!病気じゃない方に対しては”通夜見舞い”で、持っていくのです。つまり、通夜見舞いと香典二つを用意するのです。(道産子の私にはピンと来なかった) 通夜って、時間の都合上行きやすいんですよね。でもそんなに親しくない場合には?って思ってしまいます。身内でという感じですよね。 告別式にしてもいろんな形がありますね。茨城の私の住んでいる近辺では、自分の家で行なわれることが多いのに驚きました。近所に不幸があると夫婦で二日はお手伝いです。どんな行事よりも優遇されるというのもいなかならではでね。最近では、”セレモニー~”とよばれるところで、行なわれることも多いようです。 告別式の後の火葬場に行く遺族達を見送るのってすごく辛いですね。でも、閑散とした葬式では寂しいので、できるだけ最後まで見送って差し上げたいものです。ひつぎを閉じるときたたく石の音、霊きゅう車が発車する時に鳴らすクラクションの音は、なんとも言えない悲しい響きです。 御悔やみの言葉にも、面喰らってしまいます。おなじく焼香のしかたも私はなれていないので、困ってしまいます。時々マナーの本を見ますが、縁起悪いから今度にしようとか、身内の事をふと思い出して止めてしまうことが。。。。 バッグも正しくは、布製。いつか用意しようと、黒の牛革でごまかしています。先月のようなこともあろうかと、通販で、黒の布製バッグと日傘を買いました。黒のハンカチとバレッタは前回の御葬式の際用意しました。○才の御褒美として、何年か前ジェットのイヤリングとネックレスを購入しました。これは重宝しましたよ。40歳を過ぎてこんなこともはずかしいのですが、これを見た私よりお若いかた、これを機に勉強なさってね。 結婚した時揃えた、喪服一式がまだ未開封なので、(しつけをとるのをためらってしまう)このまま出番がないことを祈ります。 以上、いわしたのりこさんの、おつきあいケーススタディを読んで感じたことでした。最後に、ちょっと笑えたのが、御悔やみの言葉で迷った時は、ストレートにいうのもおかしい。泣いて言うのもおかしい。「この度は、(この時心の中で、:白足袋、黒足袋:とつぶやくとちょうど良い間になる)、もことに御愁傷様でございます」笑えました。失礼! 本日は、ちょっと日常の疑問にふれました。 一言私のお気に入りにリンクしているスイス在住の chiemiconiさんのホムペにスイスの弔いの花が紹介されているの。クラシックローズで作られたリース。思わず、私もこれがいい!!と思いました。読経はいらない。好きなバロック音楽を流して欲しい。花は、葬儀屋さんが運んでくる仰々しい花はいらない。ひつぎのまわりにカサブランカやアイボリーのローズで埋めて欲しい。そして、海に散骨してぇ!それも孫達に囲まれて大往生がいいかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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