カテゴリ:父の看護
この日はちょっと忙しかった。午前10時R病院のドクターに話を聞く。
”改めて新しくお伝えすることはありません。(電話で話したとおりなので)放射線性骨髄炎。本来なら全身麻酔で全ての歯を抜かなくてはならないけれど、ステージ4の癌を患っているとのこと、何もしないほうがいいでしょう。熱が出てきたり痛みが出てきたらきてください。入院して点滴するしかないですね。まあ、これで命を落とすことはないと思いますが、100%間違いなく転移はあるでしょうから、そちらのほうが心配です。” ”部分入れ歯だけでも作ってもらえないでしょうか?” ”無理です” ”食事に困っているのですが” ”何もしないほうがいいです”(かかわりたくないというそぶり) ”余命もそう長くないでしょうから下手にいじらないほうがいいと思います” ”確実に癌でお亡くなりになりますよ” あら?s病院の耳鼻咽喉科の先生と同じせりふ。まあ正しい一般的な解答でしょう。誰も、好んで末期がんの患者の歯の診療なんてしたくないでしょうからね。 社交辞令で”痛みが出たらお願いしますね。” その後、いとこ夫婦と父と郊外の温泉へ。(がん患者に温泉はよくないと聞いていたが、この際もうどこでも連れて行ってあげたい気分) 木立の中の温泉。観光客が道産子に乗っている。 ”いいな、馬に乗りたいな”父が言った。 元気あるね。 10分もお風呂にいなかったけどさっぱりしたよう。私は1時間入っていた。その後レストランでおそばを食べる。 半分も食べないうちにまたむせこんだ。 胃の中に入っていかないという。 ごぼごぼ飲んだ水の音がする。 何度も咳き込んでトイレに行ってたまったものを出していたみたい。 家に帰っても咳き込んでいる。ちょっと昼寝。3時間後 ”脈を診てくれないか”と胸が苦しいといい、 循環器でかかっている病院へ。 即入院。明日心臓の検査をするから同意を得たいということの説明。心臓か。。。。と気が重くなった。 まさか心臓関係で今回入院するとは思ってもいなかった。 それより、胃の痞えのほうが心配。 明日から検査をするという。絶食 :::::水分さえも胃に入っていかない状態。サプリをどうやって体に届けよう。再びもはやここまで??と思った。 ぐったりしてベッドに横たわっている父。 胃がん食道がん。。。かなって正直思った。 今までの経緯を話す。サプリを摂っていた事も話した。::: 癌の話を聞いて心臓冠動脈の検査は中止。 ”病院で看取るか、家で看取るか?最後は麻薬を使います” 話は急に癌になった。 血液検査の結果が出た。血液はいたって正常値・ 骨髄炎の??とがん患者の??が先生の印象に残ったそう。 とりあえず様子を見ましょう。 骨髄炎と聞いて通常の倍以上のサプリを飲んでもらった。 効果はあったかも。 次々問題の出てくるトーちゃんだわ。 でもそのたびなんとなく解決されていく父って何だろう?? がんばろう。。。と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 25, 2004 08:10:11 PM
コメント(0) | コメントを書く
[父の看護] カテゴリの最新記事
|
|