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某ホテルのブライダルフェア会場で、模擬挙式の演出並びに屋外での人力車試乗体験の依頼があり、終日ホテル内に缶詰め。幸い個室の控え室まで準備していただき、待機時間が長かろうと思って予め用意していた書籍を取り出し、読書三昧の時間にあてる。持参したのは先日の座忘塾の教材の中で推薦されていた「青雲 小林一三の青年時代」(小島直記著)。1971年発行の全450頁近くもある分厚い書籍はすでに絶版で、読破するのにも根気のいる一冊。本日は控え室での長時間拘束のお陰で、どっぷりと本の中の世界に入り込み、半分近く読み進むことができた。
本題とは直接関係ないが、現代のサラリーマン稼業のものにも大いに参考なるであろう、福沢諭吉氏の教訓のことばが紹介されていたので、以下引用。 「思想の深遠なるは哲学者のごとく、心術の高尚正直なるは元禄武士のごとくにして、これに加うるに、小俗吏の才能をもってし、これに加うるに土百姓の身体をもってして、はじめて実業社会の大人たるべし」 =「哲学者の思想と元禄武士の心情と、小俗吏の才能と農民の健康体が実社会では必要」 「伯夷をその心として、柳下恵をその行とせよ」 =「伯夷の高清、柳下恵の気軽、まめやかさの両方をもて」 =「志は高くもって、魂を売ってはいけない。しかし、食うためには適当につきあっておけ」 ※伯夷 =むかしのシナ人で自分の国を亡ぼした周という国の粟を口にすることを恥じとし、首陽山のワラビを食って、ついに餓死するまで節をまげなかったひと。 ※柳下恵 =むかしのシナ人で、周代、魯の国の賢者。主君が愚かでも、上役が汚い野郎でも、ベストをつくしてつかえたひと。 ご支援クリックいつもありがとうございます!→ 人気blogランキング<起業・独立部門> クリックしていただくと、一票投票されるシステムになってます。ただいま29位に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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