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カテゴリ:起業家
夜、テレビ東京系列でオンエアされた経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断」を見る。本日のタイトルは
ニッポン式コンビニ誕生物語 ~セブンイレブン36年目の真実~。 小売業に関してほとんど素人の鈴木敏文氏(現セブンイレブン・ジャパン会長)を始めとした社員が、いかにして日本ならではのコンビニを創り上げたかのドキュメンタリーで、非常に興味深かった。創業後の過程で出てきた、重要なキーワードと思われるのは変化対応ということ。以下その一例を再現してみる。 ☆バックヤードに「在庫の山」 創業当時は卸元である問屋の力が非常に強く、まとまったロットの単位でしか仕入れができなかった。そのため、余分に仕入れた商品が倉庫に在庫として残り、利益を圧迫。 →本部の粘り強い交渉で、ロット単位をなくして1個単位でも仕入れ可能に。 ☆売れ筋商品の把握 →創業当初は社員が一つ一つの商品の販売個数を手計算で集計。 →POSレジの開発。 ☆店内の狭いスペースで冷蔵庫内に商品を補充すると、買物をされるお客様の邪魔に。 →バックヤード裏側から商品を補充できる冷蔵庫の開発。先入れ先出しもでき一石二鳥。 ☆日本式ファーストフードの開発 →チェーン本部のアメリカでよく売れるホットドッグ等のファーストフードは日本では不振。 →当時は家庭で作るのが当たり前で、決して販売するものではなかった「おにぎり」の商品化。 ※現在人気のベスト3 1.紀州南高梅 2.ツナマヨ 3.紅鮭 ☆冬場の売上低迷 →夏場は飲料等がよく売れて売上確保できたが、冬場は低迷。 →おつまみにもおかずにもなり得る「おでん」の商品化。(←社員も取引先もほとんどが大反対) やはり起業家に求められるのは変化対応業であり、それに基づいた絶え間ない創意工夫をやり続けることだと確信した。 以下のリンクをクリックして下さると、一票投票されて人気blogランキングに反映されるシステムになっています(一日一票)。毎日更新の励みになります。→ 人気blogランキング<起業・独立部門> ご支援クリックいつもありがとうございます!ただいま26位に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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