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カテゴリ:書籍出版
東京オリンピック2020に関して、たまに断片的な観戦はするが腰を据えるほどのことはなし。が、本日たまたま観戦したスポーツクライミング(ボルダリング)は最後まで釘付けになった。やはり私の心を惹きつけるのは『自分との闘い的個人競技』だと改めて気付かされた。
☆拙著献本への書評3(レビュアー:読書少女さん) 私は九州に住んでいますが、人力車が博多にあることを不勉強ながら存じ上げませんでした。 ページ数は多くはありませんが、内容はとても濃いものでした。 第1章では、神谷さんが化粧品メーカーで働いているときにあった震災や地下鉄サリン事件から話が始まりました。衝撃的な入りだったのですが、神谷さんからすると、人生観を変えるほどの衝撃だったのだろうと思います。さらに同級生からの言葉や自分の心の琴線に触れる仕事を見つけたときの話に進んでいきます。どのようにして人力車を仕事にしていくか、試行錯誤を重ね、失敗を繰り返しながらも前に進もうとされている姿が印象的でした。 第2章では、起業する際のポイントや、どのようにして今のスタイルを確立されたかが書かれており、今から起業しようとしている人は必読の内容となっていました。 第3章、第4章では、好きなことを生業にするときに気を付けるべき事や、起業したあとにした方が良いことなど、実用的なことが神谷さんの実体験をもとに書かれています。 2章から4章は、起業したい人や起業している人、起業を考えている人が読むと、勉強になるし面白いのではないかと感じました。 第5章は、神谷さんのチャレンジについて書かれていました。本章を読み始めて、「ん!?獅子舞?」と思ったのですが、サービス業の一つとして「獅子舞」の事業を進めていく姿は、読んでいて頼もしくなりました。何事も無理だと思わずに、まずはリサーチをして出来そうならばやってみるということが大事なのだと感じました。 最後の章では、神谷さんがであった成功哲学や言霊が綴られています。どんなときに出会い、どんなことを感じたのかも書いてあるので、エッセイのような手軽さで読むことができました。 本書を読了して、私の最初の感想は人力車に乗ってみたいなということでした。 そして、起業した人の成功した部分しか見ていなかった自分に、改めて気付かされました。 また、本書はよくあるビジネス書のように「こうしなさい」「これは良くない」という書き方ではありません。神谷さんがどのようにして今のスタイルになったのかを中心に、「これは良かった」「これは良くなかった」という書き方で、エッセイ本のような体をなしています。各章の最後に【ちょっと一服 アドベンチャー・コラム】なるものがあり、神谷さんのちょっとした小咄が掲載されていて、この点も他のビジネス書とは違うところではないでしょうか。 本書は、起業術とサブタイトルに書いてありますが、「好き」を仕事にしている人の人生を知る良い機会になると思いますので、一般企業で働いている人やこれから社会人になる人にも読んでほしい一冊だと思いました。 ※神谷のコメント これだけ長文での書評は嬉しいです。各章のエッセンスが読者の視点でまとめられ、わかり易い。25年継続していても、博多に人力車があることをご存じない、これが現実。是非博多に来られた際には、人力車でご案内させていただきますよ♪ ☆拙著『好き飯』博多の人力車 裸一貫起業術2019年11月21日発売! Written by 人力車の博多人力屋 以下のリンクをクリックして下さると、一票投票されて人気blogランキングに反映されるシステムになっています(一日一票)。毎日更新の励みになります。↓ 起業・独立ランキング ご支援クリックいつもありがとうございます!ただいま36位に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2021.08.07 08:41:40
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