624501 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

東奔並走。

東奔並走。

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2022.05.07
XML
カテゴリ:山歩き。
​​​​​​​​GWを利用して百名山95座目となる羊蹄山に登ってきた。
5月とはいえ、北海道は春の最盛期(実際桜は満開から散り始め)なので、山にはまだまだ雪が残っており(もちろん本州でも標高の高い山はそうだが)残雪期登山の装備で臨むことになる。
新千歳空港から洞爺湖を巡り羊蹄山方面へ車を走らせたが、その富士山に似た山はすぐに羊蹄山とわかる端正な姿をどこからでも眺めることができた。

​​​洞爺湖へ向かう途中、左から有珠山、昭和新山、羊蹄山の揃い踏み​​
​​まるで富士山のような姿。周りに何もないのでデカさが際立つ​​

羊蹄山の標高は1898mと高い山ではないが、雪は一部融けているものの全体的に残っている。ヤマレコでもスキーをするために登っている投稿が見受けられるので、そこそこの量はあるのだろう。とはいえ、ガチガチに締まっているという感じでもないだろうから、今回、装備としては12本アイゼン+ピッケルではなく、チェーンスパイク+ストックとした(前日まで晴れで温度が高かったこと、スキーで滑るのに雪面がある程度柔らかくないと行く人もいないだろう、という根拠)。

朝6時では太陽も出て、いい天気のもとでのスタートだ

天気予報では曇り~雨となっていたので、降り出すまでに下りたい。6時ごろに京極コースにある駐車場からスタートしたが太陽は出ていた。ただ、先行者がいなかったので踏み跡を頼りに、というのは期待できそうになかった(雪解けで消されているだろうから)。
1合目前から雪道となり、GPSを頼りに高度を上げていく。ピンクテープも標識もほぼないのでGPSで方向を定めてまっすぐ行くしかない。

ここから4合目まで標識は見当たらなかった(あるかどうかも知らないが)。
樹林帯を抜けると白銀の世界なので照り返しが強い。サングラス持参を忘れてしまった!

雪は日蔭の辺りは多少締まっているが、陽に当たると緩くなっており、シャーベット状だ。そのため踏み抜きもあり、進みにくいことこの上ない。
また、木のない雪に覆われた斜面(結構な角度)をただ直登なのでさらに疲労度が増す。

振り返ると遮る木々はないので下界がよくわかる。写真ではわかりにくいが斜度は結構ある

結局、登頂するのに4時間かかった。標高は高くないとはいえ、登山口からは1450mほど登るので、雪を加味してもそのくらいはかかるのだろう。
頂上付近は風が強く、そのせいか雪も吹き飛ばされていた。三角点を経由し、1898m地点からは眼下に尻別山、遠くには洞爺湖越しの昭和新山を見ることができた。天気も崩れることなく登頂できたのはよかった。
三角点と最高点は離れている
95座目の登頂です
旧火口は雪で覆われているが、外周路は雪がない
洞爺湖遠望。奥に昭和新山、有珠山が見える
眼下に尻別山。momoと二人締めの頂上

結局その後も誰も登頂者が現れず、ひとしきり風景を堪能した後下山した。
下山はチェーンスパイクをつけずに行った。正直、緩んだ斜面にスパイクなんて効かないし、ズボズボはまる(実際、はまりすぎて足が抜けなくなって雪を掻きだして足を抜く場面もあった)ので踵を踏み込みだけで充分だった。

風は頂上付近では強いものの、寒いわけではないので温度上昇とともに雪が緩いので歩きにくい

標識がないのでわからないが、5合目辺りでようやくスキーを付けた人数人に遭遇した。登りは大変だが、下りは気持ちいいだろうなと思いながら登山口へと駆け下りた。
下りは上りの半分。2時間で到着。
しばらくすると、ポツポツ雨が落ちてきた。頂上付近もガスで覆われ始め、その後本降りとなった。

登山口近くのふきだし公園から。頂上はガスで覆われ始めている。此の時点でパラパラと雨が・・・

天気予報から判断するのは難しいが、天気ももちタイミングよく登頂できてよかった。



にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ



​​​​​​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.05.14 13:39:47
コメント(0) | コメントを書く
[山歩き。] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.