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2023.07.22
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テーマ:城跡めぐり(1237)
カテゴリ:お城・お寺 etc
お台場というと観光スポットや娯楽施設、T V局があるなどレジャーで楽しめるエリアのイメージが強い。
確かに、そのエリアはそうした施設が集まっているので間違いはない。しかし、「お」はともかく「台場」が何かを考えると見方が違ってくる。
歴史好きの人には周知の事実だが、芝浦からお台場にかかるレインボーブリッジから下を見ると四角い島のようなものが見える。車で走るとわからないかもしれないが、このレインボーブリッジは歩いても渡れるので、歩いてみるとよくわかる。

エレベーターで上がって、歩道を渡っていく。

この四角い島のようなものが「台場」で幕末のペリー来航以降幕府によって設置された砲台跡地の一つだ。残念ながらこの台場は立ち入り禁止で中も木々で覆われて内部を窺い知ることはできない。

レインボーブリッジから見る第六台場。「立ち入り禁止」と看板があるが、陸とはつながっていない
お台場側から左に第三台場を臨む

しかし、そのまま橋を渡り切ると、もう一つ同じような台場が見える。こちらは「お台場」という人工島から歩いて渡れるようになっており、綺麗に整備されている。四角い台場の内側は建物跡や弾薬庫跡など史跡を見ることができる。一応「続」100名城の1つとなっており、正式名称も「品川台場」となっている。この石碑を見ると「参番」と書かれているが、当然、当時は壱番、弐番とあったはずで、先ほどのレインボーブリッジから見下ろした台場は六番となっている。
じゃあ、他の台場はどうなったのかということだが、海に見当たらないこととから、埋め立てられて存在しないことになる。実際十二番まで計画されていたようだが、六番までは完成したが、七番以降は未完成、未着手で終わったようだ。

第三台場。こちらは史跡として公開されている。
品川台場 三番 だがこの石碑海側に向いている。
上から見ると石碑はこんな感じである。
「かまど場」跡だが、レプリカだそうで・・・
砲台跡。こちらもレプリカ

今のお台場は旧台場の側に造営された埋立地を当時にちなんで名付けられたようだ。そんな歴史的背景を感じながら、ガンダムU Cや南極観測船「宗谷」を見て周り、帰路についた。

みなとみらいのガンダムと違ってうごかない。陽に当たりすぎて、ずいぶん色あせている
初代南極観測船「宗谷」。穴場スポットだ。
管制室
操舵室

*「宗谷」は船の科学館横にあり、無料で観覧できる当時の船だ。みなとみらいに行くと日本丸や氷川丸が有料で内部の見学ができるが、この宗谷はタダで見学できる。しかも人がいないので、超穴場スポットだ。台場も人はいないので、人の少ないところを好む人にはいい場所かもしれない。



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Last updated  2023.08.13 21:33:59
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