クロガモの羽色、いろいろ
いよいよ12月に入り冬本番を迎えます。海ガモの仲間で大好きなクロガモの羽色は、いろいろ。過去に撮影した画像を見ながら復習。(1)雄個体一枚目は2020年2月に千葉県飯岡漁港で観察した黄色い瘤状の嘴基部が目立つ雄個体です。二枚目は2014年3月に銚子市名洗で観察した個体です。嘴基部は黄色なのですが成鳥ほど盛り上がりはありません。上面は黒い羽と褐色の羽で継ぎはぎ模様に見えました。羽色が全体に一様な黒褐色であれば雌の可能性も考えましたがそうではないので雄個体と考えました。(2)雌個体三枚目は、2020年2月に旭市西足洗で観察した雌成鳥個体です。嘴は黒くお腹は一様に褐色で頬から喉が灰白色でした。上面は四枚目に比べて真っ黒に見えました。四枚目は2019年2月に銚子漁港で観察した雌成鳥個体です。嘴は黒く、全身黒褐色で頬から喉、前頚だけ灰白色でした。五枚目と六枚目は、2016年1月に旭市飯岡漁港で観察した個体です。嘴そのものは黒いのですが、嘴基部に黄色部が見受けられます。個体を横から見たところと正面から見た画像をアップしました。七枚目は2014年1月に旭市飯岡漁港で観察した個体です。嘴は黒く、頬は灰白色ですが、嘴基部近くに白く見える斑があった個体です。