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2006.07.29
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カテゴリ:哲学

僕は旅人である。

旅人が旅人たるゆえんは、絶えず移動を繰り返し、ひと所にとどまっていないという点に僕はあると思う。僕はこれまでいろんな土地を旅してきた。旅をするのはきっと帰るべき我が家(home)があるからだろう。いくら長旅に疲れても、温かく迎えてくれる場所があると言うのは実にありがたいことである。

「月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして行きかふ年もまた旅人なり」

松尾芭蕉が片雲の風に誘われ、とめどない漂白の思いに駆られるまま「奥の細道」を訪ねる旅に出たのも、彼が根っからの旅人だったという何よりの証拠だ。旅人は道祖神(どうそじん)の誘いを決して拒むことなく、たとえ行く先に何があろうとも、我が道をひたすら突き進むのである。

旅の空をぽかんと眺めながら、これまでの自分の人生を振り返ってみる。それを贅沢(ぜいたく)な時間と言わずして何と言えよう。失われたものを追い求めたくなる時がきっと誰にでもやってくる。だけど、旅人は未知なる世界に憧れながら未来をさすらいつづけるもの。あるいはそういう意味で「時空の旅人」ともなりうるわけだ。

夏は旅の季節だ。

照りつける太陽、突き抜ける青空、どことなく解放的で、なるほど真の自由を満喫するのにふさわしい時期かも知れない。

何ものからも束縛を受けないということが大切だ。職場や家庭、わずらわしい人間関係、名誉、地位、さらには欲望からも解放された本当の自分自身を見出すこと。

昔から人は旅をしながら自己を改革してきた。旅に出ることでより深く自分と言う人間を見つめ直すことができるはずだから。

旅とは教育でもある。旅した先々で出会った人々から様々なことを学び、未知なるものをひとつずつ吸収していくために移動しつづけること。それが旅の本来の姿である。今改めて僕はそんな風に感じている。

旅と旅行とは本来別物であった。

フランス語で「トラヴァイユ」と言えば本来は「労働」の意味だが、普通「旅」のことを表す単語として使われている。もともと旅とは辛いもの、疲れるものだったということが伺われる。

今、旅行と言えば、観光旅行のみを指すようになってしまったが、名所・旧跡を見て、その土地のものを食べ、土産を買い、写真を撮って帰ってくるだけではあまりにもお粗末過ぎるのではないか。もっと自分自身の内面を考察できるような奥の深い旅をどうして我々は忘れてしまったのか。

旅行会社に行けば商品化された旅行パックがあって、パンフレットを見ながらごく手軽に、自分の好みと予算に合った旅行が手に入れられる。旅はお金を出して買うものなのか?僕はそう思いたくはない。僕がイメージするのは、あくまで自分自身で創造(create)する旅だ。
付け加えて言うのなら、点から点を断続的に移動するのではなく、点と点を一本の線で結ぶ、移動の過程そのものを楽しむのが本来の旅のあるべき姿なのではないかとも思う。

この夏も、僕はどこか見知らぬ町の空の下で、旅人になるだろう。

いつか感じた胸のときめきを、もう一度確かめるために…。





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Last updated  2006.07.29 15:23:05
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