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テーマ:夢を叶える人になる(1217)
カテゴリ:哲学
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。
決して楽なことばかりではない人生。 楽をすれば苦労が後から追っかけてくる。 そんなものなのかも知れない。 でも、人は何かにつけて楽をしたがる。 楽をしてできるだけお金を稼ぎたい。 楽をして大学に入りたい。 楽をして出世したい。 楽をして一生を送りたい。 そんなのは夢物語の世界の話なのだ。 江戸という時代の礎(いしずえ)を築いた徳川家康公でさえ、 上のような言葉をのたまわれている。
重荷を背負う、重荷とは苦難であり困苦である。 降ろしたくても降ろせない、重すぎて耐えられないこともあるだろう。 焦ることはないのだ。自分のペースで進めばいい。 辛いことを当たり前にしておくのが 人生をより快適に生きていく秘訣なのかもしれない。 耐え忍ぶこと。怒らずに笑う。 笑って誰をも許せる寛容さも大切だ。 負けることの意味を知る。 自分の弱さに気づいている者こそ真の強者である。 後悔はしない。反省はする。 簡単に手に入れたものは簡単に去っていく。 むしろ努力して手に入れたものの価値を尊ぶべきなのだろう。
400年たっても変わらぬ哲学がある。 過去からも多くを学ぶことができるということなのだ。
(Photo: 富士山頂をマウンテンバイクで目指す 1984年8月 富士山8合目付近)
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