|
カテゴリ:業務改革
現在、来年度の予算編成を行っている最中です。
それに合わせ来期の部内組織・人事についても色々と検討をしているところです。 これにあたっては業務工数の精査が大変重要になってきます。 経理部には様々な業務があり、その業務工数を合計した時間が仮に1,600時間/月だったとします。 全員が残業をせずに業務を行ったとして、工数が1,500時間/月だった場合、既に月100時間残業をしないと全ての業務が賄えない状態になっていることになります。 このような状態になっている時には、業務の内容を精査して、無駄を省くように改善していくことが必要ですが、やみくもにやっても効果は出てきません。 まずは現状を適切に把握することが必要になります。 それには1ヶ月の中でどのような仕事にどの程度の時間を費やしているか、把握することが必要です。 それが分からないと適切な対応ができません。 私の場合は0.5時間単位で大まかに記録していますが、業務全体のうち約30%が会議、約10%が確認や承認の時間となっています。 会議の割合は前年同期より5%増えており、これは消費増税プロジェクトなどの全社課題に係る会議が増えていることが要因です。 一方で確認や承認の割合は変わっていませんので、ここはある程度固定的なものだと思っています。 その他にもいくつかの括りで把握していますが、もう少しクリエイティブに戦略を考えたり検証したりする時間を取らなければならないと思っており、そのためにどこの時間を削ってそちらへ回すか思案しています。 現状を把握することで、適切な対策を打つことが出来ると思います。 徹底的に改善して、それでも工数がオーバーするのであれば、それは人手不足ということになりますので、増員やスポットでの補充が必要ということになります。 自分の実情を正確に把握できなければ、適切な対策を講じることはできません。 時間は誰にも平等に24時間しかありません。 大切に使いたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年02月25日 18時17分42秒
コメント(0) | コメントを書く
[業務改革] カテゴリの最新記事
|