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カテゴリ:経済・社会・企業
ANAホールディングスが100%出資するLCCのバニラエアが、運行を終了しました。
2013年12月の運行開始から、約6年弱で幕を閉じました。 バニラエアは当初、2012年8月からANAとエアアジアが出資して設立されたエアアジア・ジャパン(現在のエアアジア・ジャパンとは別会社)として運航を開始しました。 しかしながら、両社の経営方針の違いから運航開始から約1年後に合弁を解消することとなりました。 そしてANAホールディングスの100%子会社として再出発したのがバニラエアです。 社名を変更し、制服も一新し、成田空港を拠点にLCCとして再出発しました。 私もかつて台湾に行く時に利用したことがありますが、個性的な航空会社という印象でした。 搭乗後の機内アナウンスでは、客室乗務員の方のユニークな紹介(ニックネームなど)があり、何ともフレンドリーで好印象でした。 青い制服も鮮やかで、リゾート感が感じられました。 成田を主としたLCCとして運営されていましたが、同じくANAホールディングス子会社のピーチと経営統合することになり、10月26日にバニラエアとしての運行は終了しました。 ピーチは、2012年3月に関西空港を拠点に設立されたLCCで、ANA傘下の2社が統合されることとなりました。 今後はピーチのブランドで運航され、バニラエアの多くの社員がピーチに転籍するそうです。 統合により成田と関西の両拠点を持ち、LCCとしては国内ナンバーワンになるようです。 ブランドがなくなることで、社員の方を始めユーザーの方は寂しい思いをしているでしょうが、バニラエアの良さは保ったまま、新生ピーチに期待したいと思います。 個性的なLCCは、確実にその地位を確立していくでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月27日 21時22分39秒
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