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テーマ:ニュース(99464)
カテゴリ:経済・社会・企業
イギリスの投資ファンドが、東芝に買収を提案したというニュースがありました。
久しぶりに大きなM&Aのニュースです。 イギリスの投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズなどが、東芝に買収を提案したということです。 東芝はこの報道に対し、リリースを出しました。 それによると、この手のリリースではお馴染みの「一部報道について」というタイトルで、「報道がなされましたが、当社が発表したものではありません」と記載しています。 どんな場合でも、まずはこのような書き方になります。 しかしながら、次の段落で「昨日初期提案を受領したばかりであることから、今後、詳細情報を求め、慎重に検討してまいります」としています。 要するに、買収提案は来ているということを認めています。 東芝の車谷暢昭社長も日経新聞の取材に対し、「買収提案は来ている。取締役会で議論する」と述べたとあります。 CVCは今後、詳細を詰めた上で東芝に改めて買収提案を行い、TOB(株式公開買い付け)を実施すると見られています。 物言う株主との対立が続く東芝の株式を非公開化した上で、ガバナンス体制を見直して、機動的な経営判断を行えるようにすると見込まれる、ともあります。 この報道を受けて、東京証券取引所は7日午前から東芝の売買を停止したと発表しました。 報道の真偽等の確認のためということです。 原発問題、不正会計事件からガタガタになった東芝ですが、その行く手は一体どうなるのでしょうか。 ここにも、日本の企業の栄枯盛衰を感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月07日 18時11分52秒
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