経理は地味だが役に立つ〜ウルトラランナー経理部長の経理の仕事とマラソン日記〜

25kmの折り返しを過ぎて、残りは半分です。
テーピングの効果で、ペースは落ちたものの、まだ身体は元気です。

同じコースを再び走りますが、このあたりになってくると、だいぶバラけてきました。
50kmを走る人は、それぞれのペースで進み、それ以外の距離の人はもっとペースが速いか遅いかどちらかです。

従って、折り返してからは単独走が続きます。
これは結構キツイです。

ある程度、集団走に近い方が気分的には楽です。
フルマラソン以下の距離では単独走になることはほとんどないので、少し我慢の時間が続きます。

30kmを過ぎて、残り20kmです。
このあたりでペースが落ちてきました。

フルマラソンでは、ここで一気に落ちてしまうこともあるので、何とか粘っていきます。

幸いにもあまりペースが落ちずに、最後の折り返しまできました。
ここを通過して、残りは12.5kmです。

しかし、少しするとアクシデントがありました。
ウルトラマラソンは給食を食べて走りますが、久しぶりのウルトラで、内臓が食べて走ることに慣れておらず、お腹が痛くなってきました。

こんなことは初めてです。
残り10kmのところでトイレに駆け込み、ここでまた3分ほどタイムロスしました。

やはり久しぶりのウルトラは、一筋縄ではいきません。
そして42kmを過ぎ、久しぶりのフル超えの距離に入ってきました。

このあたりが、いつも一番苦しいところです。
場所でいうと三郷の排水機場のあたりですが、60kmの時も100kmの時も、ここではいつも苦しい思いをしています。
ここが一番キツイところ、と言い聞かせて粘っていきます。

45kmを過ぎて、ペースは落ちているものの、何とか6分30秒以内をキープしています。
最後まで何とか粘れています。

そして、ようやく新葛飾橋を越えて、都内に戻ってきました。
本当にいつも埼玉県が長く感じます。

都内の3kmは歯を食いしばって頑張りましたが、最後の方はかなりペースが落ちました。
それでも、ゴールが見えて元気が出ました。

フィニッシュタイムは5時間15分1秒でした。
久しぶりのウルトラマラソンにしては上出来です。

苦しかったですが、やっぱりウルトラマラソンは楽しかったです。
多くの方の応援していただき、無事に完走することが出来ました。
心より御礼申し上げます。

無事にウルトラランナーに復活することが出来ました。
また再び100kmを走れるよう、のんびり楽しんで走っていきたいと思います。

皆さまありがとうございました。