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テーマ:ニュース(99465)
カテゴリ:流通・小売業
吉野家の常務取締役が、不適切発言で解任されました。
大学の講座での不適切発言を問題視した吉野家が、この常務を解任しました。 報道によるとこの元常務は、先日行われた早稲田大学の社会人向け講座で、不適切な発言をしました。 この講座は全19回、講座料は38万5,000円というものですが、募集人数40人はあっという間に一杯になったそうです。 その第1回目の講座で、問題となった不適切発言が出たということです。 その内容は私も耳にしましたが、書くことも憚られるような内容です。 この元常務は外資系企業を経て独立し、吉野家ホールディングスの執行役員、吉野家の常務取締役を務めていたということです。 この他にも、アクセンチュアなどの有名企業のアドバイザーも務めていたようです。 吉野家は即座にこの元常務を解任し、リリースを出しました。 「当社には一切関係がありません」という、強いトーンで解任を伝えています。 早稲田大学も講師から外し、ホームページからも削除しました。 アクセンチュアも、契約を解除したと発表しています。 吉野家は、約10年の期間を経て開発した親子丼の販売を全国の店舗で始めたものの、タレントの藤田ニコルさんを起用したテレビCMの放映とメディア向けの発表会を中止しました。 本業にも大きな影響を与えています。 私はかつて吉野家の株を長期保有していました。 当時の安倍修仁社長のことを何かで知り、この方のご努力に敬服して、株を買いました。 株主総会での質問対応などは、アルバイトからの叩き上げらしく、現場と顧客を理解した素晴らしい回答をされていました。 BSEで会社存続の危機になった時も、毅然とした対応をされていました。 その頃は私もよく吉野家に足を運んで、食べることで応援していました。 あの頃の吉野家を知っている立場からすると、何とも言えない気分です。 私も今は吉野家に行くことはなくなってしまいました。 どこで歯車が狂ってしまったのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年04月21日 18時30分54秒
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