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家庭学習コンサルタント 坂本七郎のブログ

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坂本七郎 プロフィール


家庭学習コンサルタント
ドリームエデュケーション代表
オンライン家庭教師「まなぶてらす」主宰

1977年生まれ。群馬県太田市出身。

塾講師や家庭教師など5000人以上の学習指導の経験から「家庭学習」こそが学力アップのカギであることを確信。
全国の小・中学生とその保護者に、中学受験・高校受験に向けた家庭学習のアドバイス、親子の関わり方について教えている。

また、受験や習い事など各分野のプロから自由に学べるオンライン専門の家庭教師「まなぶてらす」を運営。24時間365日、世界中どこからでも質の高い教育が受けられる環境を整えている。

主な著書に、ナツメ社から『マンガでわかる!中学生からの最強の勉強法』、大和出版から『小学生のための「家庭学習」の教科書』『小学漢字1026が5時間で覚えられる問題集』、『出る順「中学受験」漢字1580が7時間で覚えられる問題集』、『漢字が好きになるドリル』シリーズ(いずれも大和出版)などがある。

ドリームエデュケーションHP

オンライン家庭教師まなぶてらす

坂本七郎への問合せはこちら

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2024/11

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2013/05/20
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こんにちは、坂本です。

あなたのほめ方、じつは間違っているかも知れません。


今日は、私自身の子育て体験と

個別メール相談を通してハッキリ見えてきた

「子どもの正しい褒め方」について書いてみたいと思います。


まず一般的に、

褒めることは、子供の自信や自己肯定感につながるから

どんどん褒めた方がいい、と言われていますよね。


実際、私の著書『ユダヤ式学習法』においても

子供に学習内容を説明させる場面において

自信を持たせるために、ほめることを推奨しています。



しかし、本には書きませんでしたが、

ほめることは

「自信」を育てるだけでなく、

「うぬぼれ」を育ててしまうケースもあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ほめ方を間違えて、この「うぬぼれ」を

育ててしまうと、子供はやがて

・根拠のない自信をもつようになる

・勉強すればすぐできるようになるからといって勉強をしない

・できない問題があるとすぐに勉強をやめてしまう

といった性格になってしまいます。


この点に気をつけなければなりません。



では、子どもをほめるとき、

親は子どものどんな点に注意すればよいのでしょうか?



私たちが注目すべきは、子供の「自信度」です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここだけ見ておけば間違いありません。



ほめる対象、その分野は、

子どもがすでに自信を持っていることなのかどうか。


ここに注目するのです。


すでに本人が自信をもっている分野なら

そこをほめる必要はありません。


ここはむしろ、ほめずに

「あなたの力はまだまだそんなもんじゃないはず」

と発破をかけるのが正解です。



一方で、子どもが自信をもてない分野においては

少し大げさでもよいのでほめて(驚いて)あげてください。



自信がある分野においては、ほめずに発破をかけ、

自信がない分野においては、大いにほめる(驚く)。



自信が高まれば高まるほど、ほめる頻度は減り

自信がなくなればなくなるほど、ほめる頻度は増えていく。



つまり、

「子どもの自信度」と「ほめる頻度」は
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
反比例の関係にあります。
~~~~~~~~~~~~



ですから、「この子はほめた方が伸びるタイプだ」

といったように決めつけるのではなく、

その子の自信度を見て、都度ほめるかどうかを判断すべきなのです。



この反比例の法則を知っているだけで

ほめた方が良いのか、発破をかけたほうがよいのかの

判断が容易になります。


ほめ方ひとつで子どもは、

自分から伸びていくようになります。



「子どもの自信度」と「ほめる頻度」は反比例する


お子さんと接する時の参考にしてください。


坂本 七郎




追伸:

赤ちゃんの時、子どもはほとんどのことができません。
歩くことも、ひとりでごはんを食べることも、
お着替えも自分でできません。

あれもこれもできないことだらけなので
自分に自信がない状態です。

だから、子どもが小さいうちは、
ほめる頻度が自然と高まります。

そこから年齢が上がるごとに
だんだんとできることが増えていく。

するとほめる頻度は自然と減っていきますね。

小中学生のお子さんがいるご家庭は、
(子どもが自信をなくしているケースを除いて)
ムリにほめようとしないでください。

ほめればそこで子どもは満足し、
成長が止まってしまいます。

ほめずに発破をかけることで、
子どもは上を目指すようになります。

子どもの持つ本来の能力は、
「ほめないこと」で開花するのです。




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<<坂本七郎の本>>

ユダヤ式学習法―わが子の学力がグングン伸びる(大和出版)
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Last updated  2013/05/20 10:22:49 AM
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