|
カテゴリ:見るだけ暗記法
坂本です。
先日、ようやく問題集の制作から手が離れ、 ほっと一息ついたところです。 今回は、私のはじめての問題集の出版となります。 内容的にも良いものに仕上がり、 これならどこに出しても恥ずかしくない、 そんな問題集になったと自負しています。 そこで、これまでの制作の足跡を 備忘録的にまとめておきたいと思います。 ■問題集の企画を出版社に伝える ─────────────────── 私はこれまでたくさんの小・中学生に 「見るだけ暗記法」を使った漢字の学習方法を紹介してきました。 実践者の反応はとてもよく、 「漢字がすごくカンタンに覚えられるようになった」 「どんな方法もダメだったのに、これなら覚えられる」 「ゲーム感覚で覚えられるので楽しい!」 といったものでした。 それなら、もっとこの方法を世の中に広めなくては! そんな思いから、問題集を作りたいという気持ちが生まれました。 今年の4月上旬、出版者の担当編集者に 「見るだけ暗記法」を使った漢字の問題集を作りたい という話を持ちかけました。 編集者から「やりましょう」と言っていただきましたが、 この話が4月下旬に、一気に進むことになります。 そう、テレビ出演の話が舞い込んできたのです。 そのときの出演番組の動画がこちら。 → http://www.myvi.ru/watch/I4IjCjCVtUevCubPdbXdwA2 このテレビ出演をきっかけに、漢字問題集を出版する企画が 一気に加速していくことになります。 ■問題集の制作開始 ────────────────────────── 問題集が出ることがほぼ確定したので、 早速、問題集づくりに取りかかりました。 担当編集者からは、 「一冊で小学漢字が覚えられる問題集をつくってほしい」 という方向性が示されました。 そこで、私は早速、小学漢字1006字の表を手に入れ、 答えとなる熟語をつくっていくことにしました。 1006字と毎日にらめっこをしながら、 まるでパズルを解くかのように、1つひとつ熟語をつくっていきます。 たとえば、「席」という字を使った問題をつくりたいとき、 普通なら、「席を立つ」「席にすわる」といった問題をつくります。 ですが、これじゃ何の面白みもないし、学びも少ない。 問題数も膨大になり、とても一冊では収まりません。 そこで、「席」をつかった2字熟語をすべて洗い出し、 その中から、これなら学びが多いという熟語を1つ見つけて 採用していくという作業をしていきます。 今回の問題集では「首席」という熟語を問題として採用しました。 「首席で卒業する」とすれば、「席」の書き取りを学びながら、 「首席」という新しいことばの意味も覚えられます。 さらに、「首」という字の「しゅ」という読みもこれでカバーできます。 このような地道な作業をつづけて、 パズルのように漢字を組み合わせながら、 1006字をすべてカバーしていくのです。 こうして完成したのが、次の4編です。 ・入門編(小1から小3相当)・・・338字使用 ・初級編(小4相当)・・・245字使用 ・中級編(小5相当)・・・212字使用 ・上級編(小6相当)・・・211字使用 4つのレベルに分けることで、自分が苦手なレベル(学年)から 漢字学習をはじめられるようにしました。 さあ、これで山は越えた! あとは問題をつくって並べるだけだなぁ と高をくくっていましたが、 本当に大変なのは、ここからでした。 次回につづく・・・。 追伸: 明日8月1日スタートの学習計画をまだ立てていない人は、 こちらをチェック! そして即実践です。 http://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201507280000/ 追伸2: 最近おいしい甘酒を見つけて、 毎日のように飲んでいます。 夏バテ予防としても、からだにも良いと思うので、 しばらく飲み続けてみたいと思います。 追伸3: 8月11日発売の 『小学漢字1006が5時間で覚えられる問題集』(大和出版) はこちらから予約可能です。 ・アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4804762566/ ・セブンネット http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106569223/ お近くの書店でも予約可能です。 それでは、また次回。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/07/31 06:48:08 AM
コメント(0) | コメントを書く
[見るだけ暗記法] カテゴリの最新記事
|