神谷ちづ子・ついつい・一言

明石家さんまと女優・大竹しのぶの娘が、
芸能界デビューしたそうですね。

ＩＭＡＬＵちゃん、１９歳。

そりゃあ、明石屋さんまと大竹しのぶの娘って、
どんな子なんだろう　という好奇心は、みんなありますよ。

でも、どうなんでしょ。
どこかの雑誌にほんのちょっと写真が出たら
「モデルデビュー」とはやし立てられ、

どこかのラジオに出演したら、
「父親譲りのトークは、大したもの」なんて、持ち上げられる。

ちょっと、どこかのグループのプロモーションビデオに出たというだけで、
ワイドショーでも、「女優デビュー！」と大袈裟に取り上げていましたっけ。

僅か、２０数秒、顔が映されるだけの、映像なんですが、
ナレーションいわく、
「サンマさん譲りの、親しみやすい笑顔と、母親の大竹しのぶさん
譲りの、素晴らしい演技力・・」ですって。

演技
これを皮肉で言ったのでないとしたら、もう、
テレビ局の志、というの、救いようがないですね。

横浜のイベントで、ナマＩＭＡＫＵちゃんが登場したそうです。
その様子を伝えるスポーツ紙の記事がまた、ふるっている。
一部を紹介しますが・・
『延べ約２０００人の前でＭＣに初挑戦し、
父親譲りのトークを披露。歌手活動にも意欲をみせた。

　ＭＣ、歌手、モデル－。
ＩＭＡＬＵの記念すべきお披露目の舞台は、
様々な将来性を感じさせるものとなった。

この日は「港、横浜をイメージしました」と、
ボーダー柄のワンピースで登場。
観客から「かわいい！」と歓声が上がった。
（中略）
ジェスチャークイズで卓球の福原愛のモノマネを披露するなど
“芸人”ぶりも発揮したが、
初ＭＣは「緊張でガチガチだったけど、楽しめたので３０点かな」と
辛口の自己採点。しかし、ともにＭＣを務めたＤＪの光邦は
「つっこみもトークの展開も、ＩＭＡＬＵちゃんが起点だった」と絶賛。
ネタを披露したお笑い芸人・じゅんごも
「ＩＭＡＬＵちゃんの後ろの（さんまの）オーラが」と恐縮した。』

なあに、この歯の浮くようなちょうちん記事！

さんまと大竹しのぶが、芸能界で
どれほどの力を持っているのか知りませんけれど、
たかが１９歳の小娘が、なんの特技があるわけでもなく、
ただ、出てきた、というだけで、

どうして、マスコミあげて、オベンチャラ言うのか

当人は、歌手を目指したいようなんですが、
まだ、「レッスンを受けている」という段階なんですって。

それのどこが「将来性」なのか？

また、チラと見た限りですが、
けっこう、態度のデカイ女の子なんですよね。

一生懸命、気負っているのかもしれませんけれど、
「世間を舐めてるよなぁ」という印象を持ったのは、
私だけじゃないように思いますね。

所詮私には関係ない世界のことですし、
１９歳の少女のデビューの足引っ張る気もないですけれど、

仮にも「報道」と名乗るのならば、
もっと、公平・中立に向き合うべきですよ。

なんか、こういうの、よくないよなぁ・・とついつい、
腹立って、一言、言いたくなっちゃうんですよね。