昨日も「おかしい!」って書いたのでしたが・・。
徳島県の中学校が、沖縄行きの修学旅行を中止したそうですね。
新型インフルエンザの国内感染が確認されたから、ですって
2年生、300人が沖縄を訪れる予定だったのが、
県の教育委員会が、海外だけでなく
国内を含めたすべての修学旅行について、
中止を含め再検討するよう文書で通知したことを受け、
中止を決めたのだとか。
他にも、徳島県では、海外訪問の予定だった2校と
国内訪問予定の10校が中止や延期を決めたそうであります。
修学旅行って、一生の思い出になる、
生徒にとっては、待ちに待った旅行でありましょうに。
今年中止したかわりに、来年行きましょ、とできるものではない。
百歩譲って、メキシコ旅行とか、カナダ旅行というのなら、
中止しようか迷うのも、分からないわけではない。
感染すると死ぬぞ、というような、強力ウィルスが、
大流行しているなら、分からないわけでもない。
たった数人、日本人の感染者が出た、というだけで、
しかも、重篤な症状ではなく、皆、ほぼ回復している、というのに、
感染者が出てもいない徳島から、
感染者が出てもいない沖縄への旅行を、
止めてしまうというこの判断。
どう考えたって、過剰反応以外のなにものでもない、と思いますけど。
仮に万が一感染者が出たとしても、
タミフル飲めば治るでしょうが。
きっと、あれなんでしょうね、
「万が一、感染者が出たら、
マスコミや世間からなにをいわれるか分からない。
だったら、中止を要請しておこう」という教育委員会の頭なんでしょうね。
で、「教育委員会の要請を無視して修学旅行を敢行して、
万が一感染者が出たら、責任問題だ」と
中止に動いた学校関係者なんでしょうね。
そして、生徒達は、一生の思い出をふいにする。
悲しきかな、小心者の学校関係者・・と思うと同時に、
やたら、大騒ぎするマスコミの責任、というのも
十分にあるんだと思いますね。
なんというか・・困ったものです。